半端ない降りです。
大雨ですが……数十年に一度の大雨が、毎日降っています。
西日本では大きな被害も出ていますが、それが当たり前の様相です。
といっているここ、高山でも、三日連続で大雨に見舞われ、宮川は決壊寸前まで来ています。
こんな状況は、生まれて初めてです。
むかし昔、私の子どもの頃は、梅雨の長雨で、側溝が溢れて床下浸水したことが多々あります。
宮川に流れ込む寸前の江名子川が決壊して、下二、下三間の道路の三分の一がはぎ取られてしまったこともあります。
洪水被害はしょっちゅうあったのです、四十年以上前は。
数々の改良により、被害は滅多に出なくなったのですが……
昨今の大雨は、最初に戻りますが、半端ないです。
毎年、梅雨の終わりの大雨ですが、年々、酷くなっているようです。
そんな今日、オウム真理教の教祖、松本智津夫と幹部六名の死刑が執行されました。
逮捕されてから二十数年、判決が出てからもずいぶん時間が経過したものですが、行われました。
なぜにここまで長引いたのか、そして、なぜ、いま行われたのか、不思議なところです。
こうなると、当局が懸念しているように、神格化されることはあるでしょう。
彼らが何をしたのか、直接には知らない世代が大勢信者になっています。
時が経つと、ショーコーは救世主として為政者に処刑され、幹部たちは、殉教者として語られるかも知れません。
時代の目撃者は、何が行われたのか、しっかりと記しておく必要があるでしょう。
彼らは、地下鉄サリン事件、坂本弁護士一家殺害事件と、凶悪犯罪を犯しています。
サリンを製造し、武器を調達し、日本にテロを起こす集団でもあったのです。
世界の終末を呼び起こそうとした団体です。
その首謀者たちは亡くなりました。
ですが、それもよけいなお節介だったのかもしれません。
世界中で起きている自然現象は、終末的な様相を帯びています。