戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

ゆるぎなし

2009年11月23日 | 想うこと

昨日、セパ誕生60周年記念試合 U―26NPB選抜 対 大学日本代表 の試合が行われました。

私は5回まで試合を、テレビでですが観ていました。

何が驚いたかって、鳩山首相の始球式に驚きました。

マウンドまでそそくさと行き、ボールをもらって淡々と投げる動作に入ったと思ったら、足の上がること、左足を腰のあたりまで上げました。

あの歳でよくそこまで上がるものだと感心したら、投げたボールはキャッチャーの構えたところへドンピシャの、ストライクでした。

山なりだったにしても、ストライクであることには変わりなく、政治家もしくは文化人で、あれほど見事な投球をするのを見たのは初めてです。

いや~見事でした。

この調子で本業の方も・・・と思った方は多かったと思います。

それと、なんといっても、斉藤選手ですが・・・

投球よりも、彼のインタビューの方が印象深かったです。

負けん気が強い、というか、悔しいの連続で、爽やかな印象とは裏腹な性格の強さが滲み出ていました。

たぶん、打たれる気はしなかったのでしょう。

押さえて当然のつもりで、マウンドまで行ったのではないでしょうか。

それが結果は一失点・・・自分だけ・・・。

悔しかったでしょう。

昔の話で・・・あの長嶋さんの話ですが・・・

長嶋さんが、立教大学からジャイアンツに入ったとき、「いくらでも打てる気がしていた」、という話をした、というのを読んだことがあります。

それが、初試合で、いくら相手が金田さんでも、4打席4三振(3打席3三振?)という結果になりました。

それでも、プロでやっていける気に変わりなかった、ということでした。

斉藤選手も、点を取られましたが、プロでやれる自信は揺るぎなかったでしょう。

本心は、大リーグかもしれませんし。

ただし、解説の星野さんの話では、投球ホームに難あり、ということでした。