『何でも鑑定団』、これだけは毎週見ようとしています。
といって、骨董に興味があるわけでなく、ましては目利きにほど遠い私ですが、出演する方々の喜怒哀楽が面白く見ています。 (たぶんに野次馬的鑑賞)
ただしこちらの地方は日曜のお昼に放送されるため、お出かけやイベントのため、二回に一回くらいの割合で視聴することになります。
今日の最後の依頼人の品物は、硯でした。
端石硯という代物で、とても貴重な硯らしく、価格は1000万でした。レンガ一個ほどの大きさですが。
それを見ていて私が興味を持ったのは、その硯を所有している依頼人の方でした。
88才の男のご老人でしたが、とても品のある方のように見えました。穏やかな表情のなかにも威厳を感じ、若々しく魅力的なお年寄りでした。
で、思ったのは・・・素晴らしい品物は、素晴らしい人に寄ってくるのだろう、と。
品格があってこそ、品物に愛される
ただ望みしてもダメなわけですね。 いつも易きに流される私です。