普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

日教組と真面目な先生

2008-11-25 16:15:06 | 教育問題

 私が暇なとき(正確に言えば何時も暇だが精神的に暇なとき)時々覗いているブログの一つに、すずめさん」の「現役おばちゃん教師 日教組の何が悪いのよ!!」がある。 私は前にも書いたが、前々から今の教育に大きな問題があると感じていたのが、ブログを開設する直接の動機で、その問題の一つに日教組があると思っていた。
 然し全く娘が教師をしているほかは、今の教育とは殆ど無縁の私が、教育の現場の状況を知るのに、教師の日常やその感想を書いている「すずめさん」のブログをいつも参考にさせて貰っている。

[日教組への批判]
 それで昨夜見つけたのが、日教組?中山さん,ちょっと言葉が過ぎません?
のエントリーだ。
 一連の中山発言への批判染みた感想の後、(中山さんへ)次はできれば日教組には何がそんなに恨みなのかをきちんと教えてほしいと思う。
と結んでいた。
 そして驚いたのそのコメントk数で、今朝の時点で56もあったことだ。
 その内容は(複数計上)(2チャンネル的コメントは除く)
・日教組批判 22 ( 教師の成長を妨げている、日教組に属しているお蔭で批判されている教師もいる)
 日教組擁護 4
 日教組に属する教師批判 7
 日教組よりもっと酷い団体がいる 1
  先生と教師の差だ 1
  中立的発言(日教組批判と擁護についてもっと論議しよう) 2
・普通の教師が日教組の教師とひと纏めにされて批判されている  
・すずめさん批判 5 (日教組脱退しろ、ブログのタイトルが悪い)
  すずめさん擁護 6
  すずめさんへの希望  1 (日教組の組織を変えろ、そのままなら日教組と同罪)
・日教組、教師、すずめさんへ批判的な発言を批判 4
・中山さん擁護 8 
  中山さん批判  2
・マスコミ批判(日教組問題を避けている)1

[コメントを読んだ感想]
・すずめさんの主張に反するようなコメントを削除せずに残しているのは、彼女のブログタイトルに示すように彼女の強い信念によるものだと思う。
・日教組批判は若い人達から年配と思われる人達、現役教師など多くの層の人達がいる。
・日教組幹部の人達は一昔のように政府、教育委員会、校長のほうばかり向かずにお客様である児童・生徒の方にその視線を向けるべきだと思う。
  教育関係者が皆、お客さんの児童・生徒の方を向けば双方の話し合いの場ができると思う。
・資本家(管理部門)対労働者(教師)の基本姿勢を改めない限りは日教組は衰微の一途を辿るだけだ。
・日教組加盟率が高くて、しかも全国学力テストで優位をしめて秋田県や福井県の例が日教組の将来の方向を示している。

[日教組へ]
 私がとっても良い話と日教組の話
ですずめさんのブログで紹介したように、すずめさんは非常に熱心な先生で、父兄達からも圧倒的な支持を得ている人だ。
もし日教組が
・このような先生のように児童・生徒の方に顔を向ければ
・道徳教育も反対でなくその内容についてもっと議論する方向に向けば、
・社会科の教科書の採択に教育委員会に圧力を掛けなければ、
・組織として認めている国旗・国歌に反対の教師の指導を徹底すれば
・そしてすずめ先生のように、その政治的な信条を教育の場に持ち込まなければその支持率は上がることは会っても、下がることはないと思う。

日教組と関係の団体
 すずめさん批判のコメントを見ていて前にも書いたことがあることを思い出したことがある。
 他の山登りグループと一夜を共に過ごした事がある。
 そこでたまたま同和問題の話になった。
 会社のマラソン大会で予定してコースが、所謂地区を通っていたことから問題になり、同地区の人からの猛抗議でコースの変更を余儀なくされた話。
  他の人は彼が住んでいる地区の耕地の整理があったが、地区の田んぼだけコンクリートの立派な畦が作られたそうで、彼は同地区の人達とは付き合うが、彼らが今までのように彼の住む村に特権を要求する限りは、同地区には娘に絶対に嫁にやらないと言っていた。
 勿論、同地区の人達には他の人達に判らないことも多いと思うが、同地区の幹部の人達が勝手なことを地域の自治体に無理な要求したり、他の人達を同地区から自ら疎外するようなことをすれば、同地区の人達が怖いと言う印象を与え、地域の人達に結婚や就職などで不利な影響を与える可幹部があることもも良く知って置くべきだと思う。

 日教祖の幹部の人達や、一部の過激な教師の言動が、おそらく大多数の真面目で頑張っているすずめさんのような教師への批判に繋がったり、ブログのコメントにあったように、幹部の指導でその属する教師がスポイルされることのない様に留意すべきだと思う

このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。↓
政治ブログランキングへ
政治ブログへ