普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

このように子供に接してはどうでしょうか

2006-12-07 20:21:07 | 教育問題

「たけしのTVタックル」や「たかじんのそこまで言って委員会」で有名な政治評論家の三宅久之さんが「子供は半人前だ」と良く言っています。
私は正直な所彼の発言が人権と言う観点から、どれだけの問題発言か知りませんが、子供の家庭教育の面に限って言えば、ある程度の核心をついているように思えます。
家庭教育については、すでにブログ上で投稿していますが、改めて、家庭での子供との接し方について書いて見たいと思います。

http://blog.goo.ne.jp/mutouha80s/d/20061001

1.基本的な考え方。
子供の成長度に応じてその接し方を変える。

2.子供部屋の割り当て、プライバシーの問題
小学生→子供部屋は無し
中学生→子供部屋を与える。ただしドアはなし、または開放
高等生→子供部屋を与える。ドアを閉めても良いとする。ただし鍵なし。

3.インターネット、プライバシーの問題
小学生まで→パソコン、インターネット禁止
中学生→パソコン、インターネットOKただし家族共有のものを使う
高等生→専用のパソコン、インターネットOK。ただし親が覗いても良い事が条件。

4.携帯電話
原則として中学生までは持たせない。
持たせる時は(高校生を含む]通話機能のみのものを、親が時々覗いても良い条件で使わせる。

5.体罰
小学生まで→必要の場合ある程度の体罰を行う
中学生→口頭による叱責または注意
高校生→口頭による注意

今までの教育を受けて生徒から、不公平だとか、人権やプライバシー無視だなどの反対がでるでしょうが、家庭の方針として、子供が人間として成長するほど、それらを認めてやり、それなりの取り扱いをすることを子供に教えるのです。

6.子供の躾け
(1)日本古来の良い所や良い言葉を教える。
例:親切、正直、勤勉、人への思いやり、目上の人を敬う、
(2)日本古来の良い価値観を教える。
勿体ない、社会や万物から生かされている、お天道さまが見ている、他人に迷惑をかけない、弱いものいじめをするのは卑怯者だ。
(3)家庭内の決まりを作り家親も含めて全部の人が守る。
(4)我慢することを教える。贅沢はさせない。
(5)近所の年上の人に挨拶をする。コミュニティーの活動に参加する。
(6)家庭内の手伝いをさせる。

7.学業について
(1)学校で習うものと同じことを教える塾には行かせない。(3.参照)
判らないところは学校で全て解決させる。
こうすれば、学校で習うことに対して好奇心を持たせ。授業に集中させることになります。
(2)本を読む習慣を付けさせる。
(3)テレビを見る時間を制限する。
(4)子供が何故?と聞いて来た時は、出来るだけ丁寧に判らぬときは調べてでもして答える。
そして、聞いてきたことに対して褒めてやる。
そして何でも疑問を持たせ、積極的に勉強する習慣を付けさせる。

6.運動その他の課外活動
(1)何かの運動をさせる。
部活に入らせるか、一般の教室で子供の好きな運動をさせることで、我慢すること、頑張った後の達成感を体感させる。

7.個性を伸ばすことについて
その子がスポーツマンとか音楽家、画家とうの特殊の才能があるときは、特別の教育をしても良い。
但し、天衣無縫と言った類の性格的な個性は、それにより他に迷惑をかけぬ様に注意するなど、小中学校時代はどちらかと言えばブレーキをかけた方が良い。

8.この提案の問題点
この提案は、学校の先生達の積極な協力があること。
他の父兄が良く物事を判っていること。

ここでは触れていませんが、父兄の間やそれと学校の間の意志統一が出来ていることなど、事実上発生する困難を克服することが前提になると思います。

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