「たけしのTVタックル」や「たかじんのそこまで言って委員会」で有名な政治評論家の三宅久之さんが「子供は半人前だ」と良く言っています。
私は正直な所彼の発言が人権と言う観点から、どれだけの問題発言か知りませんが、子供の家庭教育の面に限って言えば、ある程度の核心をついているように思えます。
家庭教育については、すでにブログ上で投稿していますが、改めて、家庭での子供との接し方について書いて見たいと思います。
http://blog.goo.ne.jp/mutouha80s/d/20061001
1.基本的な考え方。
子供の成長度に応じてその接し方を変える。
2.子供部屋の割り当て、プライバシーの問題
小学生→子供部屋は無し
中学生→子供部屋を与える。ただしドアはなし、または開放
高等生→子供部屋を与える。ドアを閉めても良いとする。ただし鍵なし。
3.インターネット、プライバシーの問題
小学生まで→パソコン、インターネット禁止
中学生→パソコン、インターネットOKただし家族共有のものを使う
高等生→専用のパソコン、インターネットOK。ただし親が覗いても良い事が条件。
4.携帯電話
原則として中学生までは持たせない。
持たせる時は(高校生を含む]通話機能のみのものを、親が時々覗いても良い条件で使わせる。
5.体罰
小学生まで→必要の場合ある程度の体罰を行う
中学生→口頭による叱責または注意
高校生→口頭による注意
今までの教育を受けて生徒から、不公平だとか、人権やプライバシー無視だなどの反対がでるでしょうが、家庭の方針として、子供が人間として成長するほど、それらを認めてやり、それなりの取り扱いをすることを子供に教えるのです。
6.子供の躾け
(1)日本古来の良い所や良い言葉を教える。
例:親切、正直、勤勉、人への思いやり、目上の人を敬う、
(2)日本古来の良い価値観を教える。
勿体ない、社会や万物から生かされている、お天道さまが見ている、他人に迷惑をかけない、弱いものいじめをするのは卑怯者だ。
(3)家庭内の決まりを作り家親も含めて全部の人が守る。
(4)我慢することを教える。贅沢はさせない。
(5)近所の年上の人に挨拶をする。コミュニティーの活動に参加する。
(6)家庭内の手伝いをさせる。
7.学業について
(1)学校で習うものと同じことを教える塾には行かせない。(3.参照)
判らないところは学校で全て解決させる。
こうすれば、学校で習うことに対して好奇心を持たせ。授業に集中させることになります。
(2)本を読む習慣を付けさせる。
(3)テレビを見る時間を制限する。
(4)子供が何故?と聞いて来た時は、出来るだけ丁寧に判らぬときは調べてでもして答える。
そして、聞いてきたことに対して褒めてやる。
そして何でも疑問を持たせ、積極的に勉強する習慣を付けさせる。
6.運動その他の課外活動
(1)何かの運動をさせる。
部活に入らせるか、一般の教室で子供の好きな運動をさせることで、我慢すること、頑張った後の達成感を体感させる。
7.個性を伸ばすことについて
その子がスポーツマンとか音楽家、画家とうの特殊の才能があるときは、特別の教育をしても良い。
但し、天衣無縫と言った類の性格的な個性は、それにより他に迷惑をかけぬ様に注意するなど、小中学校時代はどちらかと言えばブレーキをかけた方が良い。
8.この提案の問題点
この提案は、学校の先生達の積極な協力があること。
他の父兄が良く物事を判っていること。
ここでは触れていませんが、父兄の間やそれと学校の間の意志統一が出来ていることなど、事実上発生する困難を克服することが前提になると思います。
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子どもは引き裂かれていますね。
箇条書きにすると厳しいけれど、厳しい環境を与えることが、立派な人間を育てることにつながると大人が考えなくてはならないでしょう。