手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

池坊委員長の「礼に始まり礼に終わる」という発言

2018-01-05 19:24:29 | 相撲

 先ほどテレビの報道を聞いていて驚いた。昨日の相撲協会評議委員会委員長池坊氏の貴乃花の処分に対する理事会への答申発言、「礼に始まり、例に終わる・・・」というくだりは、評議委員会の決議事項でなく委員長が勝手に付け加えた文言だったという。確かに、礼を欠くといわれても仕方のないことではありますが、委員長だからといって、決議事項に自分の個人的見解を入れて答申することは許されることでしょうか。是こそ委員会に礼を欠いた発言ではありませんか。何かその時の一連の報道の中で、この問題が問題になっているとき、日馬富士はやめなくてもよかったような発言をしていたことが報じられていた。こんな考えの評議委員長がいるとは驚きだ。相撲協会の暴力体質を擁護するに等しい発言でしよう。

 貴乃花も「相撲は礼に始まり礼に終わる。横綱には横綱としての品格、ふさわしい相撲が要求される。白鵬のような、張り手、かち上げは品位を損なう。」と常に話していた。貴乃花は、この問題でこのような態度をとったのは、礼儀を知らなくてではない。大きな相撲協会の組織に飲み込まれ、問題が白鳳の万歳のような形での結末に持って行かれることを知っていた。又、正論としての意見を開陳しても、今の相撲協会の体質改善への見通しは立たなく、議論は波瀾を含むものになり、ひょっとしたら今ようやく上向きの相撲人気を破壊すことにもなりかねないと考えていたのではと思う。じっと黙って戦う道を選んだのだと思う。

 これで、貴乃花は覚悟の処分だし、相撲協会も暗黙の批判を受け止め、改善の方向を模索しなければならないのだから、これでよかったのだと思う。しかし、池坊委員長は解任すべきだ。

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貴乃花親方の処分について

2018-01-04 20:09:34 | 相撲

 きょう正式に処分が決まった。理事降格。

 先に横綱審議員会の審議があり、その結論が理事会で文句なく承認された。

 横綱審議委員会の委員長の処分理由の説明で「相撲は礼に始まり、礼に終わる」その相撲道に反したという。貴乃花の言い分の中に「先に理事長から話があり、事を荒立てないで始末したい」旨の言葉があり、この暴力問題をことなかれ的に内内の問題として処理したいというような話があって、報告をしなかったような発言があったみたいな話が出ていた。しかし、八角理事長はそんなことを言っていないと激しく反論したらしい。

 事実はわからないけれど、理事会はできるだけ穏便にことを収めたいと考えていたことに間違いはない。

 礼に始まり礼の終わる相撲道の精神からすると、この暴力問題は論外の事件であり、もしもそれをうやむやにしたいと理事会が考えるとすれば、既に相撲道の精神は地に落ちている。

 白鵬が優勝の直後、この問題も穏やかに丸く収まったといってみんなに万歳をさせた。あれは何だったのですか。あのような越権行為、暴力を容認するような横綱の言葉の重みをあんな処分でおわらせる。そんな協会の現状に貴乃花は許すことができず、職を賭して抗議したのだと思う。理事会の処分に反論をしなかった。反論することの虚しさを知っているのだ。

 ただ、まようやく相撲が軌道に乗っているところで、問題がもつれると、せっかくの相撲ブームも終わる危険をはらんでいる。貴乃花の投げた一石がどんな波紋を広げるのか、ひょっとすると波紋一つ立たないのかもしれない。

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穏やかな正月二日です。

2018-01-02 14:54:57 | 身辺雑記

 天気予報では正月は雪模様でしたが、気温も高く、大みそかに降った雪も困るほどのものでなく、今日は+の気温で、先ほど一寸用事で車を動かしました。町内会の生活道路は解けてぐちゃぐちゃで車の運転が大変な感じでした。雪の量は例年から見るとかなり少ない状況です。どか雪のところもあったみたいですが、札幌はとても雪の少ない良い年明けとなりました。今年は灯油が高くなっていますが、灯油をケチることなくロードヒティングを使ってきています。除雪できる体力でなくなったのです。

 今年の正月は娘一人が来て、それでもちょってとにぎやかな正月になっていますが、家の中で何もすること無しにごろごろしているとかぇって体調が良く無いみたいなのですが、休養なのだと割り切っています。

 

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新年おめでとうございます

2018-01-01 16:01:54 | 身辺雑記

 平成30年 明けましたおめでとうございます。今年もつたないブログお付き合いください。

 数えて89歳、満88歳の年です。よくぞここまでと思ったりしています。

 今年の年賀状にこんな漢詩を作って送りました。

    銀杏散黄騒路上  冠雪稲嶺翳夕陽  銀杏の散黄路上に騒ぎ  冠雪の稲嶺夕陽に翳る

    勿謂歳月不待人  四季景物癒我胸  謂う勿れ歳月人を待たずと 四季の景物我が胸を癒す

     イチョウの黄色い枯れ葉が路上一面に散り敷いて、晩秋の風に乗ってカサカサと舞っている

     遥か彼方には初冠雪の手稲山が夕陽の中に浮かんでいる。

     歳月は人を待伝つてくれないのだから、今の一時を大事に励みなさいということばがあるがそん  な言葉は今の私には今は無用です。励まなければならない何物もなく、時の流れに身をまかすだけ だけれど、季節季節の風物の変化にじっと心を澄ますことのできる余裕があり、今まで見過ごしていた小さなことにも自然を味わい楽しむことのできる生き方ができるようになってきているのです。

 そんなことを書いたつもりだけれども漢詩としてはつまらないものでしょうが、88歳の心境です。 

 

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