手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

遠藤農水相の辞職・・・何と8日目

2007-09-03 19:47:59 | 随想

 新閣僚の発表されたとき、この遠藤議員が「一番来たくないところだつた」とコメントしたのを聞いていた。一瞬、彼も脛に傷持つ身なのかと思った。

 たちまち傷が露呈した。彼が組合長の組合が農業共済組合の補助金不正受給をして、それが検査院の指摘を受けて、返済しなければならないのに3年もそのままにしていたということらしい。
 
 不正をしていたから、その不正が指摘された。ひょっとしたて見過ごされるかと思っていたのではないだろうか、とすれば意図的にやられた不正受給で、これは犯罪になる。仮に間違いだとしても、返済を3年放置したということは何なのだろう。これじゃ、繕うことはできない傷口です。

 農水省に限ってのこの連続も異常です。叩けば埃の出るのが人間かもしれないけれど、議員といわれる方たちは、利権に絡む仕事が多かったり、利権を考えて属議員を送り出したりしている団体も多い。仕事をするためにはお金のかかることも多い。それだけに政治資金集めその他、もろもろの錬金術が使われていたりする。事務所費の問題、領収書の二重使用、資金集めパーティなどなど、いろいろあるけれど、きちんと処理している政治家は多いと思う。しかし、埃の染み付いた議員も多いのだと思う。

 最近、内部告発ということが多くなってきた。自分の所には告発するような人はいないと信用するのも結構だけれど、そんな甘い考えでいれば、足をすくわれるでしょう 昔、役所で一番なりたい役職は、農水だと言うのを聞いたことがある。自殺した松岡大臣も北海道の林業関係の役所にいらつしゃったとかという記憶がある。農林水産業は極めて大きな業界です。そんな業界に顔が利くということは、大変な力だといえます。そんな構図の中に身をおいた方には、あるいは染み付いている埃もありがちなのかもしれません。

 属議員というのは、困ったものです。出身母体のために骨を折る、これはその団体にとってはうれしいことだし、その為に送り出したのだから・・・。そんな議員に清廉潔白は望みようも無いでしょう。とはいっても、政党政治である以上やむをえないところはあるのです。でも、私欲をむさぼる議員にはなってほしくない。

 少なくとも、政治資金、などに関する醜い話は根絶してほしい。また、舛添厚生労働大臣の最初の仕事のようになった、補助金に関する問題は、天下り問題とも絡んだり、公益法人の問題などと深い関係があると思う。切り込んだら大変なことになるかもしれない。でも舛添さんの力量に期待したい。

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