手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

「人生五十」という時代もあったのだ

2016-08-04 19:57:05 | 身辺雑記
 南北朝の時代の細川頼之の「海南行」では「人生五十功無きを愧ず」と謳いだされる。此の当時は、平均寿命が50歳前後だったのかもしれない。昭和の時代では人生60のように感じてきていた。

 先日今の日本の平均寿命が男子で80歳、女子で86歳というような発表があった。86歳の私です。かなり儲けの人生を送っていることになる。これは私だけのことではなく、学生時代の同級のものを思い浮かべてみると、確かに亡くなったものも多い。でもそれ以上に今も元気な仲間が多い。私だけの儲けの人生てなく、その恩恵を受けているものは多いのだ。しかし、病気などを抱えているものも多い。私も病気を抱え決して元気といえる状況ではないけれど、週に5回、詩吟を教え、暇を見てカラオケを楽しんだりしている。

 平均寿命を超えて、このような生き方ができていることは喜んで良いことなのでしょう。

 60歳定年で現役を退き、しがらみから切り離され、のびのびと生きてきた。とりわけ現役で始めた詩吟が退職後は詩吟の師匠として打ち込めるようになり、かなりの生徒さんに囲まれて、楽しく、充実した毎日を送ってきた。

 振り返る過去にはいろいろなことがあるけれど、私の人生は詩吟で充実した人生となっていて良い人生だったと言い切れるように思う。

 これから残りの人生がどんなことになるのか判らないけれど、未練のない人生を締めくくれるのではと思ったりする。

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