手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

俺の昭和が遠くなる・・・

2018-05-13 19:44:48 | 随想
  平成30年も5月・・・平成になって30年なのだ。4月2日生まれですので4月一日まだ60歳になっていなかったので、定年が一年遅くなったような、儲けたような感じで平成3年に退職したのでした。あれから27年過ぎて、御年88歳になっている。

 今更ながら歳月の流れは水の如しと感ずる。生きる苦しさを感じる暇もなかったということでとても素晴らしい人生を送らせていただいている。定年退職後の27年間、27年というと、生まれて大学も卒業して就職して職場にもなじんでいる頃になる。まるで人生を二度経験しているようなことになる。60歳の後半に一時期社交ダンスの会に入った。その時の男性の先生が82歳だった。82歳でよく出来るなあ・・と感心しながら教えをいただいていたことが思い出される。私は何と88歳で詩吟を教えている。まだ暫く続けられそうに思っている。不思議な感じです。今日ののど自慢に81歳の方が出ていたけれど、私と比較すると私の方が10歳以上若く見えそうに思った。

 88歳無病息災ではないのです、肺気腫が判明してから28年になります。この肺気腫という病気、入院したりすることもないし、薬を沢山飲まなければならないわけでもない。ただ、肺活量が減少していて、普通の人並みの活動・・走れない、階段は登れない、重いものは持てない、労働はまるでだめなのです。それでも詩吟を教えることはできるし、カラオケは同じ年齢の方には負けない声で歌えるのです。

 先日カラオケで久しぶりに「俺の昭和が遠くなる」を歌ってきましたが、本当に遠くなった。何軒もはしごで飲み歩いた時代が懐かしい。本当に(戦時中は除いて)いい時代でした。
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