北朝鮮 ミサイル発射失敗に

　今北朝鮮は1大イベントの開催中で、このイベントに向けて準備を重ね、成功したら大万歳だったのでしょう。

　かなりの自信もあったのだと思います。外国の報道陣を招待して待ち構えたのです。それがはかなくも失敗に終わった。

　あの発射台に据えられたミサイル、その最下部とかもう少し高いところで何人もの人がなにやら調整をしていた。なんで今頃こんな人手で調整をするのだろうと思っていた。ふつう、発射台に据えられたら、人が張り付くようなことは無い。人が調整するのはきわめて危険だし、そんな故障があれば発射を中止して整備するべきものだと思う。

　やはり、失敗は技術力不足に由来するのだと思う。

　それにしても、このミサイル一機にかけたお金があれば、アメリカから援助を受けるはずだった食料は苦も無く調達できたはず。それは分かっていて、軍事大国を目指しているのだ。

　おそらく核爆弾製造もやるでしょう。外からの圧力で現体制を壊されたくない。そのためには核武装して手出しの出来ない体制を作るつもりなのでしょう。

　日本も明治維新以来、軍備拡張に懸命になっていた。そして、挙句が太平洋戦争の敗北へと繋がった。敗戦という結果で、過去を清算して現在の日本に生まれ変われたのだけれど、北はどんな未来があるのだろう。バックに中国、ソ連が有るだけに力で抑えることは難しい。

　国内でのクーデターはまず計画されても完全に弾圧されると思う。この共産主義、軍国主義国家は国内の生産活動が韓国並になることは考えにくい。

　核開発やミサイル開発に資金を使い、そして食糧援助を世界に求める構図はしばらく続くのでしょう。恐ろしい国だ。