手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

今度の国会  どんな展開になるのだろう

2012-01-21 19:06:48 | 政治
 不退転の決意で一体改革に臨むと野田首相は明言している。

 議員定数の削減なども自民党の意向を丸呑みして、一体改革を打ち出していいる。

 でも、野党の発言は反対へと傾いている。おかしな話だ。

 日本の置かれている現状は、財政改革の大胆な発動以外にないはずだ。それでなくても大変な時に東日本大震災がありその復興に大変な投資が必要になっている。毎年赤字国債をまるで雪だるま式に増加させている。もうほとんど限界でしょう。

 国民も増税反対を言い続けている。まず、独立行政法人などの整理統合をして、無駄の削減に大きく切り込み、そのうえで増税の論議でなければならないという。しかし、民主党の仕分けもほとんど財政政策を立て直す力にならなかった。

 今、手を打たなければ、ギリシャみたいなことになりかねない。今年は、そこが焦点となっての選挙があるかもしれない。

 それにしても、今の自民党の野党ぶりはあきれたものだ。もっと、大人の野党になるかと思ったけれど、全く違った。今回の問題で選挙に持ち込んでも、自民党の勝利は保証できないし、たとえば連立で与党となっても、同じ問題でまたつぶれるのが落ちだと思う。

 議員定数問題などは、自分たちの考えが取り入れられているのなら、さらに良いものにする前向きの論議をし、さらに一体改革も、ただ反対し、目前の政権争いの道具にするようなことはしてほしくない。

 消費税は、何としてもあげなきゃならない時期に来ている。実施についての難しい問題はあると思うけれど、まず実施の前提の中で検討されるべきだ。自民党だって、たとえば政権を取ったら直ちにこの問題にぶつかり、今反対していれば同じ運命になるでしょう。

 ここをどう突破するかは、国際評価につながる。これを解決できないで借金大国の道を歩むのでは、先進国の名前が泣く。

 
コメント
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