手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

小原先生が札幌東の校長になっていたのだ!

2006-11-06 21:17:11 | 身辺雑記

先ほどテレビで、例の必修科目未履修問題に関連して、札幌東高校の校長先生の談話が放送された。何と、その校長先生が、西陵高校で同僚だった小原先生なのだ。彼が管理職になり、その後指導主事になったのは知っていたのだが、その後、人事異動もあまり興味が無いので、あまり見ていなかった。優秀な先生だったから札幌東の校長になって驚くことも無いのだけれど、指導主事までやったのに、そんなカリキュラムを容認していたというのには驚いた。多分、彼が行く前から、やられていて、とめることができなかったのだと思う。そういえば、西陵高校も同じ事をやっていたという。

 もう、現役を離れて16年にもなるのだから、現場の変化などわかるはずも無いのだけれど、感想を言えば、必修科目を外の教科に振り替えるなんて、想像も出来ないことだ。1時間の時数不足でも進級出来ないのが常識だった。学校が、必修科目を受けなくてもいいカリキュラムを組むなんて、あきれてしまう。高校の校長が是で二人自殺しているが、校長の悩みはよくわかる。今になって2単位、改めて取らせる。是は大変なことです。どだい、生徒の負担も大変でしょうが、生徒がどれだけ本気で履修してくれるのでしょう。教える先生も大変です。つじつまあわせでも、何十時間も、何の熱意も無い生徒に講義する先生の思いも考えてみてください。また、その担当の先生を置いていたのかすら判らない。

 必修科目を履修しないで卒業させることは、ありえないことです。現場の思いはどんななのでしょう。校長はそれを認めてきたのだから、その責任を逃れることは出来ない。大変だと思う。どうやって乗り切るのでしょう。現場の困惑がありありと見えます。このように大げさになったのだから、たとえば表面だけ時間をつけて、中身は自習、または進学の勉強にするなんて事は出来ないでしょうし、評価もしなければならないのです。生徒、担当の教師はどんなことになるのでしょう。生徒が学校の責任だと言って反発したらどう納めるのか、外の真面目にカリキュラムを実施していた学校にどのように弁明するのか。既に対応は始まっているのでしょうが、上手くいっているとは思えないのです。生徒にしても、卒業がかかっているのだから受けざるを得ないことになるのでしょうが、素直に勉強してくれるのでしょうか。

 しかし、ひどいことがやられていたのです。驚きです。</font>
コメント
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