旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

Hume

2011年08月28日 21時40分15秒 | Weblog
昨日注文した「A Treatise of Human Nature」David Humeが届いた。円が強いとはいえ646円だからかなり程度の悪いペーパーバックくらいに考えていた。手にしたのは岩波文庫ワイド版よりもひとまわり大きくて、良質な装丁で紙質もよい、450ページを上回る新本だった。

ところで、たかが翻訳本にすぎない「人間本性論」が16000円もしたのか、このあたりに不信感が募ったので調べてみた。翻訳者によるヒューム研究の論文が併わせて掲載されているとのことだ。こちらの方は、時間があればどこかの図書館で借りて読んでみたいと思う。

「人間本性論」の翻訳者
「木曾 好能(きそ よしのぶ 1937年1月10日 - 1994年10月3日)は、日本の哲学研究者、元京都大学教授。英国哲学専門。1973年京都大学文学部哲学科助教授、1988年教授となり、デイヴィッド・ヒュームの『人間本性論』第1巻(法政大学出版局、1995年)を訳したところで胃がんのため死去。」ウィキぺディアから剽窃

「本訳書の特長は、後半に、訳者自身の比較的大部のヒューム研究が掲載されていることにあります(pp. 359-616)。これでも、噂では、出版上の都合で大幅に縮小されたものだと聞きました。同研究は、ヒューム哲学の主要なテーマ、「知的諸能力」「抽象観念」「空間と時間の観念」「存在の観念」「因果論」「外的世界の存在」「人格の同一性」を、ヒューム自身の言葉をもとに内在的に理解することを目指したものです。」amazon レビューから剽窃

コメントを投稿