旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

俵屋宗達

2017年05月27日 14時36分15秒 | Weblog

忙しいと、時間が経つのが早い。これは心と体の健康には良いようだ。思い切り働くと、仕事をこなした後の適度の疲労が眠気を誘う。それでもコツコツと好きな読書を続けている。読書はわたしにとって、重要な心の糧なのだ。肩と首の痛みからようやく解放された。念願の岡本太郎著「原色の呪文」や大江健三郎著「持続する志」を数10年ぶりに読み返している。
岡本太郎曰く。「ある屏風がたとえば宗達作であるか、あるいはそう伝えられているいるけれどもニセモノだというようなことは、その作品じたいの芸術的価値とは、ぜんぜんかかわりがない。ほんものであろうがなかろうが、よければそれでよい、わるければわるいのです。」、さすが、アヴァンギャルドを自称、宣言するだけのことがある。岡本太郎、かれはいつも正気、本気なのだ(だったのだ?)。
ということで、万年書生は今日も本の林を、ひとり行く…。


コメントを投稿