まるで潮が引くように体中の熱が去っていった。代わって日々満ちてくるのは春の朝に似た爽快感だ。久しぶりにわが身の健康を実感している。
雨の日には論語を読む。「子曰く、君子は言に訥(とつ)にして、行に敏ならんと欲す。」 (先生が言われた、君子は口を重くして、実践に努めるようにありたいと望む。)
「曾子の曰く、夫子(孔子)の道は忠恕のみ。」(曾子は言った、先生の道は忠恕のまごころだけです。) * 忠恕とは、内なるまごころにそむかぬこと、恕はまごころによる他人への思いやりのこと。
まるで潮が引くように体中の熱が去っていった。代わって日々満ちてくるのは春の朝に似た爽快感だ。久しぶりにわが身の健康を実感している。
雨の日には論語を読む。「子曰く、君子は言に訥(とつ)にして、行に敏ならんと欲す。」 (先生が言われた、君子は口を重くして、実践に努めるようにありたいと望む。)
「曾子の曰く、夫子(孔子)の道は忠恕のみ。」(曾子は言った、先生の道は忠恕のまごころだけです。) * 忠恕とは、内なるまごころにそむかぬこと、恕はまごころによる他人への思いやりのこと。