種イモがようやく手に入った。男爵イモを北海道農業試験場(現 北海道農業研究センター)で品種改良した「キタアカリ」の種イモだ。そもそもが菜園を借りる目的の過半が採れたてのうまいジャガイモを喰いたいという欲望だった。うれしくて仕方がないとしか表現のしようがない。1ネット730円で100個ばかりの種イモが入っていた。週明けの3月31日(木)が土曜日出勤の代休なので晴れてさえくれれば精魂を込めて植え付けに励む予定だ。
たとえば冷えたビールに小粒のジャガイモの塩茹で(焼き)ジャガバター、粉吹きイモ、フライドポテトに天ぷらなどなどを思い浮かべるだけで胃袋がめまいを起こしそうだ。しかも、この品種はレストランでもポピュラーな品種だ。私はジャガイモを使った料理本をもつジャガイモ料理クレイジーでもある。種イモの調達を断念しかかっていただけに、この幸運に胸が打ち震えている。
私とて「大学・中庸」や「論語」の愛読者だからといって、上司に対する忠、親に対する孝を盲目的に信奉、実践する者ではない。どちらかというと、むしろ戦後民主主義の申し子的な傾向が強い合理主義者じゃないかと自己診断してきた。ところが今日は久しぶりにドライブがてら(といっても1週間ぶりに)85歳の母親とつれだってガーディニング店で花を見た後に食事をした。この親孝行が良かったのじゃないかと思う。(しかも、本日以外も殆どが代金は母親もちだ。)
母親の注文はジャガイモ入りのオムレツだった。ひょっとしたらこの農村地帯なら売れ残りの種イモがあるのじゃないかと思いついた。そこで帰宅の順路を逆走して某ホームセンターに寄ってみたところ、予想通りというべきか、この店にはふんだんに種イモの在庫があったというわけだ。最近、私の感はよく当たる。見方によるとこれも親孝行のお陰、功徳だから、孔子様に敬意を表して明日からの通勤列車中の読書は「大学・中庸」から「論語」に切り替えてみようと思う。
たとえば冷えたビールに小粒のジャガイモの塩茹で(焼き)ジャガバター、粉吹きイモ、フライドポテトに天ぷらなどなどを思い浮かべるだけで胃袋がめまいを起こしそうだ。しかも、この品種はレストランでもポピュラーな品種だ。私はジャガイモを使った料理本をもつジャガイモ料理クレイジーでもある。種イモの調達を断念しかかっていただけに、この幸運に胸が打ち震えている。
私とて「大学・中庸」や「論語」の愛読者だからといって、上司に対する忠、親に対する孝を盲目的に信奉、実践する者ではない。どちらかというと、むしろ戦後民主主義の申し子的な傾向が強い合理主義者じゃないかと自己診断してきた。ところが今日は久しぶりにドライブがてら(といっても1週間ぶりに)85歳の母親とつれだってガーディニング店で花を見た後に食事をした。この親孝行が良かったのじゃないかと思う。(しかも、本日以外も殆どが代金は母親もちだ。)
母親の注文はジャガイモ入りのオムレツだった。ひょっとしたらこの農村地帯なら売れ残りの種イモがあるのじゃないかと思いついた。そこで帰宅の順路を逆走して某ホームセンターに寄ってみたところ、予想通りというべきか、この店にはふんだんに種イモの在庫があったというわけだ。最近、私の感はよく当たる。見方によるとこれも親孝行のお陰、功徳だから、孔子様に敬意を表して明日からの通勤列車中の読書は「大学・中庸」から「論語」に切り替えてみようと思う。