リビングストン←→相模原 日記

リタイア後、日本→スコットランドを行き来して何とか暮らしている。

ポンド高、円安 これが資本主義?

2014年01月03日 | Weblog




いつもの事だが、為替レートという物は何なのだろうと言うことを考えさせられる。

何回も書いているが、30年近く前にスコットランドに出向した際は1ポンド280円ほど。
そしてその4年後に帰国した際は250円ほどだっただろうか。そして230円200円などになった後、130円辺りまで急落し、150円辺りまで回復した後また最低で120円を切るところまで行ったので、UKの物価(特にスーパーなどの食品)はかなり魅力的なものとなっていた。
一昨年の12月にスコットランドに行った際には上のチャートでみるとだいたい120円ほどだったので、買い物する時には大体120円とか、130円で換算していたのだが、そのレートもアベノミクス効果で、どんどん上昇し170円を超えるところまで来てしまった。
こうなると、向こうの方が安いものがどんどん減ってしまう。
まず一番影響が大きいのは航空券! 長滞在期間のものはまだ向こうで買った方がかなり安いのだが、1ヶ月以内の航空券に限ると日本で買った方が安い場合も出るようになってしまった。
食料品では肉類などはだいぶかなり高くなった様で、砂糖、小麦粉などは逆転したかもしれない。
ガソリンはリッター300円近いので、車になど乗りたくないのだが、天気が悪いため・・・
確実に安いのは、家庭用医薬品とパン類くらいなものだろうか?
向こうにいるメリットが確実に無くなりつつある。
まあまだこのレートもどうなるか判らないので、どちらに転んでも対応できるように準備しておきたいと思う。

いずれにしても、この通貨までが投機の対象となっているギャンブル資本主義!何か?おかしいような気がするのだが。