最近は寒いながらも天気の方はまあまあなのであるが、先日痛めた左ひざのため、家の中で歩くのもままならない状態。特に階段を下るときは手すりにつかまっても激痛が走っていたので、買物にも行けず家の中でネット三昧。
まずは10pシリーズ。
このキッシュ、見た目は良いのであるが、味が少々薄めで淡泊。
妻の話では”10数個あった”とのことであるが、2つで十分だった。
右のチョコレートムースはM&Sのものでかなり美味しかった。
上の写真は1/3、1/6の価格。
結局ASDA、M&S、モリソンズ3軒を回っていろいろと買って来てくれた。
旦那が臆病風に吹かれて年金支給10年以上も前にリタイヤして引きこもっているので、金銭的には不自由な思いをさせているが、良くやってくれていると思う。
このところ、外を走りたくなるような天気が無かったので、家の中でネット三昧だったが、今日はようやく晴れ間がでたので、1時間半ほどジョギングに行って来た。
ロンドン旅行もあり休養は十分なので、痛かった膝、足の甲なども完治し、横っ腹の痛みで律速されるまで快適に飛ばすことができたが、やはり14Km走った最後のあたりで膝の別の部位が痛くなってしまった。心肺の限界まで追い込むことが出来るのはいつになるのだろうか?
さて、最近恵まれていなかった激安品であるが、一人で買い物に行った妻がいろいろと見つけてきた。
半額、1/4などあるが、一番は乳酸菌飲料が1/10!!!
早速飲んだが普通の飲むヨーグルトの様だった。
Tortillas Wrap
価格は1/3~1/4程と思う。
写真はアプトンパーク(ウエストハムユナイテッドの最寄駅)駅近くのバザール。
人気番組EastEndersはこの辺りがベースとなっているようだが、とてもイギリスとは思えなかった。
今回のロンドン旅行で驚いたのはロンドンのエスニック率。
ウィキで調べたところ、30%ほどということであるが、これは統計がかなり古い様だ。
特にロンドン市内の郊外?フットボールスタジアムがある辺りでは、アジア人黒人などを中心に相当多いと言う印象である。
小学校校庭で子供たちが遊んでる光景も何度か見たが、白人が全く見当たらないと言うところもあった。
私が泊まったホテルの従業員はほぼ全てインド人あるいはアジア人そしてたまにいる白人もポーランド人など東欧出身者の様だった。
中心部と郊外ではだいぶ違うと思うが、私が移動した範囲でのロンドンのエスニック率は低く見積もっても60%、もしかすると70%程度。
白人でもアングロサクソンでない人も結構いるはずなので本来のイギリス人は下手をすると20%くらいかもしれない。
先日のニュースでキャメロン首相が移民の流入を抑えるためにベネフィットへのアクセスを制限する方針を発表していたが、何やらもう遅いのではないかという感じがした。
ロンドン中心部の観光客については中国人の数がダントツでその次に韓国人と日本人が同数くらいと言った印象。(白人については判別不能なので勘定から外すが、フランス語があちこちで飛び交っていたのでフランス人はかなり多そうだ。)
これだけ黒人アジア人東洋人がいると、スコットランドと違い、東洋人だからと言って注目されることも無く、気楽に歩けるのは非常に快適だった。
ロンドンから帰りエジンバラに着き、スコティッシュで無い率たぶん10%ほどそしてリビングストンに着きさらに5%程度にさらされた瞬間いつもの疎外感を感じるようになった。
今回のロンドン旅行は”SuperBreak”と言うサイトで予約したのだが、ホテルのスペシャルオファーで”到着日のディナー無料サービス”なるものがあり、喜んでそれを選択したのであるが、それが間違いだった。
ディナーを食べられるレストランは4,5軒の中から選択できたので、まだこちらで入った事のないインド料理店を選択した。
それほど高級と言う訳では無いが、内装もきれい。
7時過ぎに行ったのであるが、それほど混んでおらず、快適に過ごせた。
料理はビュッフェ形式、メインはカレーだがマイルド、ミディアムで8種類ほどが楽しめた。
”HOT”を食べたかったのだが、素人受けしないのか、残念ながら出ていなかった。
デザートのケーキがえらく大きく、2人で2個がやっと。
さて、ディナーのカレーはとても美味しく、今までに食べたことのない味もあったので、極めて満足。という事で、”間違い”と言うのは、レストランの事では無い。
ロンドン滞在中はかなり歩くので、スニーカーを履いていくはずだったのだが、レストランに入るのにスニーカーはまずいだろうという事で、普通の革靴が必須となってしまった。
しかしながら、靴を2足持って行くのは荷物になるため、スニーカーは諦め、家から革靴を履いていったのが間違いで、毎日靴擦れ、足の痛みに苦しんでしまう事となった。
行ったインド料理店もスニーカーで全く問題ない様だったので、完全な失敗だった。
”ディナーサービス”に目が眩んでしまったために、絆創膏を10数枚も使う羽目になってしまった。
その後の夕食は家から持参したポットヌードル、ポテトチップスと、近くのスーパーで買ったビール、ミールディールなどで済ましたが、やはりこっちの方が落ち着く。
次回は絶対に”サービスディナー”には惑わされない事にしよう。
ラッセルスクエアのホテルにチェックイン後、すぐに大英博物館に向かった。
ここは25年前に訪れた時にもその凄さに圧倒されたが今回も同じように感動することが出来た。
ロンドンで青空が見えたのはこの時だけ、あとは超低温の曇が3日続いた。
やはりここは一番人気だった。
25年前に来たときはそれほど人だかりはなかったし、ガラスの仕切りも無かったような覚えがある。
アッシリアのレリーフ。
パルテノン神殿の彫刻群
エジプトの彫像も凄い迫力だ。
前回は、建設中だったか、改装中だったかで見ることが出来なかった日本館。
上記のロゼッタストーン、パルテノン神殿の彫刻などと同じところに展示されているのは何とも誇りに感じるが、やはりちょっと見劣りするような気も・・・
何やら立派な建物があるので、何も分からず写真だけ撮り、後で調べたが”ウェリントンアーチ”との事。何をした人かまでは確認しなかった。
バッキンガム宮殿
1時間半後に衛兵交代があったのだが・・・
ナショナルギャラリー
貴族の肖像画等々、古典的な絵画が多く、素人受けする印象派などは少々少な目。
それでもゴッホの絵の前は一番混んでいた。
中の写真は無、写真撮影禁止。
もちろん名画の前で写真を撮ろうなどとは思ってもいないが、入り口のところでカメラを構えただけで怒られてしまった。
トラファルガースクエアのネルソン記念柱。
ピカデリーサーカス。
シティーのイングランドバンク
シティーのロイヤルエクスチェンジ
旧証券取引所で現在は高級店が立ち並んでいる。
エスニック率が極めて高いロンドンだが、ここだけは白人率が異常に高い。
余りの場違い感で、早々に退散してきた。
シティーの地下鉄出口にある、ロンドン市の紋章
BBCの新社屋
オックスフォードサーカス?
フレディーマーキュリーの住んでいた家。
現在も奥さんが住んでいるとのこと。
この家だけ厳重な柵、防犯設備で囲まれていた。
ホテルにはWifiがあるとの事で期待していたのであるが、速度はかなり遅く、
テキストメールを受信するのがやっとと言ったところで、あまり実用的では無かった。
他にもFreeStreetWifiもいくつか捕まえたが、その場に居続けることもできないので、位置情報取得くらいの使い方しかできなかった。
国際ターミナルであるセントパンクラス駅にはFreeWifiがあり、これはすんなりと使うことが出来た。ここで働いている人には非常に便利だと思う。速度は確認しなかったが、だいぶ速かったと言った印象。
ところで、行き帰りの列車Eastcoastの車内でもWifiがあり、15分まで無料。
速度は遅かったが、列車内で読む分のニュースをダウンロードするのには十分だった。
キングスクロス駅
内部はレトロなレンガ造りの駅舎と、最近改装された新建築が混在している。
駅の出発列車表示板であるが、出発の直前(5~30分?)まで出発ホームが決まらないのには、驚いた。写真は取り忘れたが、この表示板の前にかなりの人だかりができており、みんなで出発プラットフォームの表示が出るのを待っていた。そして、表示されると一斉に改札ゲートに向かう。これはどう見ても日本のシステムの方が進んでいるようだ。
ハリーポッターに出てくる”Platform 9¾”を探したのであるが、見つからなかったので、同じような壁を撮影。
キングスクロス駅に停車中のエジンバラ(アバディーン)行の特急列車。
キングスクロス駅の隣にはまた大きなセントパンクラス駅がある。
ここはナショナルレイルと、ユーロスターの駅になっている。
この巨大な駅舎を支える支柱に1867年作成の文字が刻まれていた。
日本の鉄道開業1872年を考えると、大英帝国の歴史の凄さを感じる。
ユーロスター!
いつかは乗ってみたいと思う。
ユーロスターの改札は空港の様な感じになっており、このゲートのあとに荷物のセキュリティーチェックがある。
国際線の到着出口。
セントパンクラス駅から歩いて数分のところにある、ユーストン駅。
ここからはヴァージンレイルの列車が出ているようだ。
メリルボーン駅
メリルボーン駅(Marylebone station)は、イギリスの首都ロンドンにある、ナショナルレールとロンドン地下鉄の駅である。
地上には、頭端式のプラットホームが6つあり、当駅を始発駅としてバーミンガム等へ向かう列車が運行されている。当駅に乗り入れている列車は、すべてチルターン・レイルウェイズが運営するもので、駅の運営もチルターン・レイルウェイズが行っている。
地下には、地下鉄ベーカールー線のホームがある。
Wikiより。
セブンシスターズ駅
キャノンゲート駅
それぞれの路線でいろいろな会社の車両が走っているが、ナショナルレイル傘下のようだ。
ロンドン市内の移動で一番便利なのが地下鉄であるが、階段であるいは
エレベータで地下に潜ってしまうとあとはどのように移動したか分からないまま目的地に着いてしまいあまり面白くないので、今回は出来るだけバスを使いたかったのであるが、事前の準備が悪くあまり活用は出来なかった。
最初からバスのガイドブックを手に入れておけば良かったのだが、バス停の案内板で見れば何とかなるだろうと思ったのは甘く、特に今回は寒かったので、何も分からないままいくつもある路線の中から目的地を探しているうちに凍えそうで、仕方なく地下鉄に入るという事が何回かあった。(実際にはガイドブックを持っていても結構難しかった:路線が多すぎて)
バス前面の行先表示を見ても、見たことも無い地名がほとんどでそれがどこを通って行くかなど全く分からないし・・・
ただ、運賃はオイスターカードでの運賃CAP制があるので、どこまで乗ろうとどこで降りようと何回乗ろうと問題無いので助かる。
今回は適当に乗ってロンドン市内を二階席から観光し地下鉄の駅に停まったらそこで下りる、と言った使い方しかできなかったが、次回はしっかり予習していきたいと思う。
以下バス内で撮った写真。
どこかどこだかほとんど思い出せない。
ロンドンのバス路線図、観光客には難しすぎる。
Greenwich,ネット検索すると”グリニッジ”の表現がほとんどだが、妻に発音させると”グリニッチ”の方が近そうである。
もっとも妻はここに何が存在するかを知らなかったので、違っているかもしれないが。
(辞書で調べたら両方OKのようだ。)
グリニッチで見たかったのはもちろんこれ。
グリニッチ天文台にある、子午線。
内部はミュージアムになっており、入館料10数ポンドだったので、外から見るにとどめ
建物の裏側(南側)にある、子午線と、
北側にある東経、西経分岐線を確認してきた。
訪問したのが3/20春分の日だったが、経度とは特に関係が無い様だ。
ここも観光客が結構多かった。
海事博物館と、カティーサーク号を見学。
テムズ川を徒歩で渡れるトンネルの入り口。
階段もあるが、大きなエレベーターに乗って下り。
1902年に建設された結構古いトンネル。
自転車走行禁止の標示があった。
走行は禁止でもNCN1のルートになっているようだ。
グリニッチも博物館などをしっかり見れば一日楽しめると思う。
帰りはこちら側のDLRに乗ってロンドン中心部に戻ればOK。
今回のロンドン旅行で一番の出費だったのが、ロンドンアイ(観覧車)の料金19ポンド。
実は妻が事前に”2for1”なる特典を見つけ、プリントアウトした半額割引証とロンドンまでのナショナルレイルのチケットを持って窓口に行けば半額で購入できるというものであったが、窓口に行くと何と!EastCoastのチケットは対象外とのこと・・・ナショナルレイルは24の異なった鉄道会社の連合体であり、EastCoastもその1つであるはずなだ!と食い下がっても埒が明かないので、諦めて19ポンド*2の支払い。
ここで大きく落胆したのであるが、ロンドンアイそのものは素晴らしかった。
当日は曇りで絶好のコンディションと言う訳ではなかったが、ロンドンの各名所が一望出来、大きなゴンドラに20人程度と言う快適さで、38ポンド払った甲斐はあった。
今回泊まったホテルは、TavistockSquareGarden前にあるTavistockHotelで3星ホテル。一番高いグレードが5星なので、中くらいのホテルと思われるが、見た目は結構高級な感じ。
レセプションは少々小さ目。
6階(7階)窓からの眺め。
内装はちょっと古めでテレビはブラウン管式、久しぶりに液晶以外のテレビを見たと言った感じ。
電力使用量を考えると、更新した方が良いと思うのであるが・・・
暖房はラジエター式なので、音も無く静か。
窓も2重窓。
外は0℃に近い時もあったが、中はかなり暖かく、ラジエターを目一杯絞ったまま、3日過ごしたがそれで快適だった。
さて、非常に素晴らしかったのは、バスとシャワー。
水の出が悪かったり、お湯が出なかったり、排水が悪かったりなどの話を良く聞くが、設備としてはそれほど最新式では無いものの、温度調整も容易で水量もばっちり、そして排水も極めて速かったので、2人でそれぞれ風呂を使っても短時間で済んだ。
この風呂とシャワー、スコットランドの家そして日本の家のものよりも快適だった。
宿泊者の10~20%くらいは日本人だったのも、そのあたりの評判が良いからかもしれない。
朝食はコンチネンタルプラン、フルブレックファストプランがあるようだが、うちはもちろんフルブレックファストで、ソーセージ、卵、ベーコン、などを食べまくったので、当分摂生が必要だ。
ベーコンはやはり塩辛く、ソーセージはイギリス特有の柔らかいソーセージ、なのが少々残念だった。
料理が並んでいるカウンター。
近くに行って写真を撮る度胸は無かった。
朝食後バーラウンジでくつろぎ、Wifiを繋いでみるが、スピードは目一杯遅く、ほぼ使い物にならず。
ロンドンアイの後は最寄りの船着き場から船に乗った。
当初の予定ではタワーブリッジまでの予定だったが、どこまで乗っても同料金(オイスターカードで5.4ポンド)だったので、終点のノースグリニッチピアまで行った。
到着後、何人かの乗客は下りずに乗っているので、下りなければ戻れるのかと思い、そのまま乗っていたのであるが、15分後くらい経ち出航前に検札が来て、戻るのは別料金とのことで、そこで下船。
そのおかげでO2アリーナとか言う、施設も見学することが出来た。
O2アリーナ見学後、近くの地下鉄駅から中心部に向かったので、特に余分な出費も無し。
その他写真
Barclays Cycle Hire
なるものが、ある事は知っていたが、いたるところにこの施設があるのには驚いた。
上記HPで見ると
こんな感じで、数百m間隔で設置されているようだ。
気になる料金であるが
このように、なっているようで、アクセスフィーとユーセッジチャージに分かれており、1日分のアクセスフィー2ポンドを払えば、その後の利用時間が30分以内であれば無料で使える様ではあるので、上手く使えばかなり便利で安価であるが、よほど地理に精通していない限りは難しいのではないかと思う。また、自転車を戻すスペースが無い場合どうするのかなどもあるし、慣れるまでにだいぶ出費が嵩みそうだ。
それよりもやはり1日地下鉄、電車、バス、DLR、国鉄乗り放題で8ポンド(ZONE1-4)のトラベルカード、オイスターカードシステムがあるので、こちらの方が確実に安全、安心なのは間違いない。
それでも結構使われているようで、通勤時などこの自転車に乗っているのは良く見かけたが、地下鉄の駅からオフィスまでなどと言う使われ方をしているのかもしれない。
オイスターカードは日本で言う、”SUICA”の様なもので、地下鉄、オーバーグラウンド、バス、国鉄、DLRで共通に使えるのであるが、画期的に違うのは”運賃CAP”があり、オフピーク(AM9:30以降)でZONE1-4内ならば、どの交通機関をどれだけ使っても8ポンド以上は引き落とされない。東京でJR、私鉄、東京メトロ、都営地下鉄、バス、そしてゆりかもめに一日中乗ったらいくらかかるか怖いほどであるが、それが1100円ほどで済むのは非常にうれしい。
デポジットが5ポンドで残額端数は払い戻しできないのはSUICAと同じ。
エジンバラ近郊でも周辺から鉄道でエジンバラ往復、市内でバス、そして来年新設されるトラムに乗ったら、相当な金額になるはずなので、トラム開設に合わせて同じようなシステムを導入して欲しい。
トラベルカードも上記と全く同様の運賃CAP金額で、あらかじめオフピーク、オンピーク、各ZONE指定で購入でき、デポジットは無なので、こちらでもいいかもしれない。
テムズ川のKPMGクルーズ6ポンドに乗る際、オイスターカードでは5.4ポンドで購入できるがトラベルカードだと4ポンドと割引率が上がる。
オイスターカード、そして読み取り機の感度であるが、SUICAに比べると少々落ちるような気がする。確実にタッチしないとエラーが出るので、SUICAの様に”歩くスピードを落とすことなくゲートを通過”と言った芸当はできないのではないかと思う。
もっとも、ロンドンでは読み取りが完了してからゲートが開くのでその心配もないが。
ところで、DLRの様にゲートが無く、読み取り機のみが設置されているところもあり、そこで読み取りエラーが出るとビープ音が2回でると言うのを知らずにそのまま車内に乗り込んだところ、ちょうど検札があり、”入場記録”が無い旨指摘されたが、その時点ですでに運賃CAPの8ポンドを超えていたので、問題無し。退場時にタッチせずに出てOKとなる。ロンドンで3日間交通機関を乗りまくって検札を受けたのはちょうどこの時だけ。偶然の一致である。
この指摘を受けずに退場時にタッチしていたら、入場記録が残ったままになっておかしなことになっていたと思う。