リビングストン←→相模原 日記

リタイア後、日本→スコットランドを行き来して何とか暮らしている。

23℃!& ど根性パンジー

2011年09月29日 | スコットランド


”Feels Like 23℃”との事。

先ほど車で買い物に行ってきたのだが、”暑かった”。
3月からの6ヶ月間では間違いなく今日が一番である。
風も少々あるが、その風が”ぬるい”と感じた。滅多にないことだ。
GMT16:10現在、リビングとキッチンの窓を開放して風を通しているが、
室温が25℃もある。これはかつて無いことである。
”凄いじゃないか!、やれば出来るじゃないか!!!”と言いたくなる。
確か6月の初旬に1日だけ暑い日があったが、その日はちょうど日本から帰って
来た日だったので、夕方からしか恩恵にあずかっていない。
その夜はちょっと寝苦しかった覚えがあるが。

20年前に4年間こちらにいたときの記憶でも今日くらい暑かった日は2,3日のみ
と言うのに・・・日本に行きを前に、後ろ髪を引かれる思いだ。

明日は氷雨でも降って気持ちよく送り出してもらいたいものであるが、明日もまあまあ
のようだ。

2ヶ月とは言わない。
1年のうちに1ヶ月でもこんな陽気の期間があれば、スコットランドから出ることは
無いのだが。


さて、



うちの駐車場のコンクリートスラブ間砕石内に咲いたパンジー。

ここには除草剤も少々撒いていたのだが・・・凄い生命力である。

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心残り

2011年09月28日 | スコットランド



もうすぐ日本に一時帰国するのだが、これから週末にかけてすばらしい天気になるようだ。
相模原より暖かいではないか!


さて、3月中旬から、途中10日ほど日本に戻っていたが、この6ヶ月間、よく走った。
5000Km近くは行ったと思う。

Edinburgh周辺のサイクリングロードはほぼ全て往復、UnionCanal,Forth-ClydeCanalにも
何度か行って来た。
長距離ではSt'Andrews,そしてLochlomondまで輪行して行って来たのも良い経験になった。

しかしながら、ひとつ心残りがある。




PentlandHillsのトレッキングルート、WestCairnLawとEastCairnLawの間を通るルートが残っている。




左手の山が、EastCairnLaw(Hill)、右がWestCairnLawである。
この真ん中の峠を登って行くルートであるが、この道の先にある、牧場内のぬかるみで先を閉ざされてしまった。




別のアクセスルートも試してみたが、ここもかなりぬかるんでおり、全て押すか担がざるを得ない状態
だったので、諦めた。

しかしながら、この様な道にも先達の”わだち”があった。
歩いたほうが速いとは思うが・・・

このルート、相当晴れが続いた後で無いと走れそうに無いので、そのチャンスを数ヶ月窺っていたので
あるが、結局そのチャンスは訪れることは無かった。

来年また挑戦しようと思う。

1週間以上ドライな日が続き、晴天で出来れば20℃以上の日! 無理だろうか?
 

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もうひとつの心残り。


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帰国後の予定

2011年09月27日 | スコットランド

帰国後、ビザを取得する事はやめにしたので、当面やる事が無くなってしまった。
こちらに来る際、もう日本に戻ることは無いと思い、電気水道ガスNHKインターネット、保険、
等々全て解約してきたので、まずはその復旧作業を行い、その後は以前からの夢であった
”自転車旅行”に行きたいと思っている。
本当はもっと若い頃にやりたかった。
出来れば世界中も巡ってみたかった。
”オリオン座で燃える空一面の夕焼けや、タンホイザー・ゲートのオーロラ”も見たかった。
だが、大学を辞める勇気も出せず、会社のぬるま湯にどっぷりと浸かっているうちに
そして、守るべきものが出来た時に、自分の中の野生は消えていった。
そして今年3月、人生観が一変する出来事が起き、それにより退職も余儀なくされ、急に
何もすることが無くなってしまったことで、チャンスが巡って来た。
いままで行きたくても行けなかったところをじっくり自転車で訪ね歩き、テントで野宿し、
ネットブック+Wi-Maxで毎日ブログを更新して・・・等々
しまなみ海道も行きたい!四国も回りたい!長崎の激坂も駆け上ってみたい!
佐多岬にも行ってみたい!、、、、、 夢は尽きない。

もう既に”漂泊の思い止まず”状態である。



乗っていく予定の自転車はこれ。

引越しする友人から、”捨ててくれ”と頼まれた前かご付きのシティーバイクであるが、アルミ製
で結構軽いので、泥除けを換装し、フロントギアを42T→46Tにあげて高速仕様にしている。

そしてこちらで買った、



このキャリアを取り付けて



このAldi謹製トリプルパニアを装着する。

フロントバスケットはシティバイク用のものを装着済みである。



これも買ったのだが・・・
これはこちらで使おうと思う。

と言うことで、これからは冬は日本でサイクリング三昧。
4月から9月はイギリス(出来ればヨーロッパも)でサイクリング三昧の生活になる。

贅沢は出来ないが、これも30年間真面目に?働いた賜物である。

現在ネットブックを何にするか、思案中だ。

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Edinburgh散策

2011年09月26日 | スコットランド

今日はEdinburgh Tramの進捗状況を確認してきた。

調査報告は、新ブログ参照。(無駄に重いので、注意が必要)

9/26 Edinburgh Tram Construction Research




久しぶりのEdinburgh。
西風が強く、かなり寒かったが、良い天気だった。




Princes Streetが来年の夏まで完全にクローズされて、Tramの工事をするらしいが、数年前にも同様に
完全クローズで工事をしたはず。
軌道脇の舗装を剥がして何かをやっているようだが・・・
何をしているのだろう?

新ブログにも書いたが、Edinburgh Tram、完成は不可能と見た。

理由
1.現在工事進捗率は2,3割、Princes StreetからHaymarket間は全く手がついていない!
2.Tramが完成したことによる画期的なメリットが無い!
3.欧州通貨危機が悪化し、財政危機、不要不急な本プロジェクト予算カットは明らか!

出来たほうが、観光面では良いかとは思うが、前にも書いたが、Tramと同ルートには既に
Scotrailが走っているので、空港付近でほんの少し延伸すれば、同等以上の効果はあるはずだと
思う。

Haymarketまでは整地が進んでいるようなので、舗装まではして、輪タクでも走らせたほうがよほど
”エコ”だと思う。その時は任せて欲しい。空港からHaymarket駅まで大人2人+スーツケース2つ積んで
30分、5ポンドで運ぶ。

と言った、Tramの進捗状況確認であったが、次にEdinburghにくるのは来年の4月以降になりそうなので、


Royalmileまで行って来た。
まだ観光客で一杯だった。
観光客はダウンジャケットまで着ている人もいたが、たまに見かける半袖の人達はスコティッシュに間違いない。




何度もお世話になったUnionCanalも当分お別れ。




Slateford Aqueductからは水がこぼれていた。
この運河の水の飛沫を浴びたくなかったので、風向きを見ながら一気に駆け抜けた。



妻から中華食料品店でカリフォルニア米のストックを確認してくるよう言われていたが、前回無かった
”高級寿司米 なごみ”が入荷されていたので、思わず10Kgを買ってしまった。

帰りは、登り基調、強い向かい風、米10Kg、によりかなり消耗。

走行時間約4時間
走行距離 70Km

今日も風以外は好コンディションだったが、なにやら週末にかけて20℃を越える日が続くらしい。
何か日本に帰るのが、もったいなくなってきた。

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9/25 買い物サイクリング、激安品ゲット

2011年09月26日 | 激安

帰国まで数日を残すのみとなったが、ここに来て穏やかな天気が数日続いており、一応毎日2時間弱
ほど自転車に乗ることが出来ている。
今日もスコットランドの秋を満喫すべくゆっくりとポタリングしてきた。




昔Livingstonの中心部だった、Livingston Village。
写真はLivingston Innと言う、レストラン。
雰囲気は非常に良いのであるが、客が入っているのを見たことが無い。



すぐ脇に、年代物の電話ボックスがあった。
中の電話機は新式のものであった。



ここは、NCN75のキーポイントになっており、古い道標も立てられていた。



NCN75から家までのローカルPathには写真のような九十九折の林道のような道もある。


さて、夕方も自転車で買い物に行く予定であったが、雲がだんだんと厚くなり、次第に雨も降り出して来た。

”やはり天気はこうでないと、日本に帰る意味が無い”とやや屈折した気持ちで、雨を喜びながら、車で近くのスーパーまで買出しに行ってきた。





今日は久しぶりに激安品にめぐり合うことが出来た。特に、普段は(絶対数が少ないため)あまり無い
海産物が、通常価格の1/10近くで出ていたので、海老3パック、タラ1パック、鮭1パックを手に入れた。


おかげで今晩のディナーは豪華なものとなった。

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一時帰国(6ヶ月ほど)

2011年09月26日 | スコットランド

以前のエントリーで”こちらに永住”のようなことも書いたような気がするが、
実際には日本の持ち家の件、こちらのビザの件等々、いろいろとクリアしなければ
ならない問題がある。
ビザであるが、20数年前に出向して来た際は4年間?(2年X2?)の労働ビザを
持っており、帰国直前に”G1?IND?”とか言う永住ビザに変更した。



この時、既に結婚していたが配偶者ビザではなく、4年間問題なくこちらで働いたので
永住ビザになったような記憶がある。手続きもえらく簡単で、お金を払ったような記憶も無い。
まあいずれにしてもこの永住ビザは今と同じで2年間UKを離れると失効するとのことなので、
20年間こちらに来たことが無かったため、既に失効済みである。
(同時期に出向していた人たちは永住ビザを取得せずに帰ったか、取得してもその後イギリスに
行かず失効しているのがほとんどと思う。イギリスの永住権はあまり人気は無いようだ。)
と言うことでこちらに来る時はいつも往復航空券を持って、6ヶ月の観光ビザで入国しなければ
ならない。
当初は9月末に帰って、UKビザ申請センター で永住ビザを取得することにしていたのだが、
良く考えると何やらこちらでの滞在期間は6ヶ月あれば十分な気がしてきた。
思えば20年前に日本に復帰した際も、もうスコットランドでの生活は十分!と言った感じで、
こちらに戻って永住、などと言うことは夢にも思っていなかったのであるが、今年の3月以降、
合計6ヶ月ほどこちらに住んでみて、20年前に考えたことを再認識してしまった。
結論としては、スコットランドは5,6,7月の3ヶ月間いれば十分!!そして、日本の8月そして
9月の中旬頃までは暑いので、スコットランドの寒さは我慢して2月追加し、5ヶ月間こちらで
静かに生活、そして避暑! ただ5月の航空券は高そうなので、比較的安い4月に辺りに
こちらに来る! これで決まりだ! 6ヶ月でお釣りが来る。
その頃ならば10万円程度で往復できる様でもあるし。

また、最近は永住ビザの取得に10万円も掛かるらしいし、手続きも面倒そうなので、そうまでして
UKの永住ビザが欲しいか?といわれると、前述の理由もあり、何か要らないような気がして来た。

まずは9月末に予定通り、一時帰国して、大好きな関東地方の冬を過ごし、また4月頃に
こちらに来て、サイクリング三昧(晴れれば・・・、今度はイングランド辺りも)しようと思う。
まあ、また状況が変わり、日本に住むことができないような事態にでもなれば、その時にまた
考えれば良い。

こちらで10月から3月まで過ごすことを考えると、非常に気が重いと言うのが、正直な
気持ちである。家族にはこちらで(太ることなく!)頑張って欲しい。

”亭主元気で留守が良い”と言うコピーもあるし。

あと3,4日、スコットランド晩秋の哀愁をじっくりと堪能した後、旅立つ予定である。

こちらに住んでいらっしゃる方々、誠に申し訳ありません。(^^)V

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後記。私の生まれは新潟市。冬の厳しさはスコットランドとコンパチ。だけど夏はある。


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モルトスコッチウイスキー ローランドモルト

2011年09月25日 | スコットランド

上記リンクの3蒸留所の所在地を確認してみたところ、残念ながら、グレンキンチー(GLENKINCHIE)
のほうが若干エジンバラに近いことが判明した。

仕方が無いので、”スコットランドで一番南”ではどうかと言うことで、確認してみたところ、
オーヘントッシャン(AUCHENTOSHAN)リトルミル(LITTLEMILL) はグラスゴーの西、RiverClyde
の北側とのことなので、かろうじて”一番南”にはなるようだ。 *注1

しかしながら、南に下るに従い、イングランドに近くなる訳で、”スコットランドのハイランド、アイラ”が
主流であるスコッチの価値基準からすると、かなり水準が低下する事は否めない。

ところで、このGlenTurner蒸留所の西側に燦然と輝く銀色の多段連続蒸留塔であるが、この手の
施設は他の伝統的な蒸留所では全く見られないものなのだが、スコッチを作る上での常識(良識)で
あると思われる、ポットスティルは存在するのだろうか? *注2
是非、存在して欲しいし、早くこのリストに載せてもらって欲しいものである。

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*注1 エントリー完成後、再度データを検証してみたところ、Wikiの蒸留所リストにより、
もっと南の蒸留所が存在する事が分かった、Bladnoch Distillery と言う。
ボーダーにかなり近いところにあるので、”一番南”は問題外となってしまった。
仕方が無いので、”最新、最大(多分)”で推す事にしよう。

*注2 以下に2009年に制定されたScotch Whiskyの定義が載っていたので、紹介する。

The Scotch Whisky Regulations 2009 define “Scotch Whisky” in UK law.

Under the legislation, “Scotch Whisky” means whisky that has been:

  • Produced at a distillery in Scotland from water and malted barley (to which only whole grains of other cereals may be added) all of which have been:
    • Processed at that distillery into a mash
    • Converted at that distillery to a fermentable substrate only by endogenous enzyme systems
    • Fermented at that distillery only by the addition of yeast
    • Distilled at an alcoholic strength by volume of less than 94.8%
  • Wholly matured in an excise warehouse in Scotland in oak casks of a capacity not exceeding 700 litres for at least three years
  • Retains the colour, aroma, and taste of the raw materials used in, and the method of, its production and maturation
  • Has no added substances, other than water and plain (E150A) caramel colouring
  • Has a minimum alcoholic strength by volume of 40%

ポットスティル使用の規定は無さそうであるが、是非これも追加する必要があると思われる。

追記

Malt whisky must contain no grain other than malted barley. Grain whisky may contain unmalted barley or other malted or unmalted grains such as wheat and maize (corn).

Whisky was historically produced in pot stills until the development of the continuous still around 1831. In current practice, some finer whiskies are still produced using pot stills, although most whisky production is currently produced by continuous distillation. Under the Scotch Whisky Regulations of 2009, single malt Scotch whisky must be distilled using pot stills.[3]

Scotch Whisky Regulationsには、シングルモルトはポットスティルを使用しなくてはならない規定があるようだ。
しかしながら、GlenTurnerはもともと"Vatting"なので、その規定外のようだ。



後記:”これだけ蒸留所のことをネタにしておいて、何だ”と言われそうであるが・・・
ウイスキーはあまり好きでは無いのが、スコットランドに住む上で、この上なく残念なことである。



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Deans 、Livingston Station、Almondvale Valey Heritage Centre

2011年09月25日 | スコットランド

”Deans”、私が住んでいる地区の名前である。
20年前に4年間住んでいた時から、つい最近まで、ここは地方都市Livingstonの北部に
位置するただの新興住宅地だとばかり思っていた。
当時は会社と家とゴルフ場の往復だけでほぼ4年間が終了した。
スコットランド生活もほんの”腰掛”気分で、将来ここに住もうなどと言うことは夢にも
思っていなかったし、移動もほとんど車での移動で、周辺を歩くことさえ全くなかった。
そして今年3月、期せずしてこちらに住む事になり、趣味のサイクリングを開始した事で、
この地域、Livingston、Westlothian、そしてScotlandの見え方が大きく変わった。

自分の住む”Deans”地区についても自転車で走り、疑問に思ったことをネットで検索
しているうちに、その盛衰の歴史をいろいろと知ることとなる。
産業革命、植民地、石炭産業、オイルシェール、石油化学、資本の蓄積、等々に関する
情報はネット上のサイト、そしてWikiから得ていただくとして、私としてはいつもの様に、
無駄に大きい写真で近所を紹介したいと思う。

と言うことで、今日も近所発見のポタリングに出かけてきた。



Deansに"Livingston Station"なる地区がある。
近くに鉄道は通ってはいるものの、周辺に駅は無い。
しかしながら、ここは以前”Deans Crude Oil Works”と言う石油化学コンビナートがあったとの事、
写真は現在コミュニティセンターとして使われている建物であるが、




100数十年前の写真には、背後に巨大なオイルシェールのBing(ぼた山)がいくつも聳え立っている。
現在の様子からは想像もつかない光景である。



上記リンクの写真を拝借して掲載するが、いまは跡形も無い。




前述のコミュニティーセンターのすぐ隣に、昔小学校だった建物がある。



(昨日撮影)

この建物、築は1906年。
横浜の赤レンガ倉庫(1911年)よりも古い。
入り口が2つあり、右側に”BOYS”、左側に”GIRLS”の表示がある。
別々に授業を受けていたのかと思い、妻に聞いてみると、入り口は”ロッカーなどに直接繋がって
いるのだろう”とのこと。

この様な建物が随所にあるので、保存作業が大変だろうと思う。


以降、Deansより少し南に下る。



家から3Kmほど下った、RiverAlmond沿いにある、”Almond Valey Heritage Centre”
ここにも初めて行ったが、保存鉄道があった。
週末には実際に人を乗せて500m弱の距離を走るようだ。
この路線、上記のオイルシェール鉱山と”Deans Crude Oil Works”とを繋いでいたようである。




写真は、500m行った先にある、鉄道の終点。
延長する計画もあるようだ。




この”Almond Valey Heritage Centre”の牧場には、ハイランド牛も飼育されている。
この辺りで見られるとは思わなかった。




野ばら?の向こうに見えるのは、日本企業で唯一この辺りで生き延びている会社。
20年前にも存在する事は分かっていたが、これも今回初めて見た。

と言うことで、今日もいろいろなものを発見した。

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スーパーのレジでの会話

2011年09月24日 | スコットランド

こちらのスーパーではレジで店員と客が良く会話しているのを見かける。
”Hiya”から始まり、天気の話、買った物に関わる話題、それから派生して
家族の話題などを、レジ打ち、支払いまでの間に簡潔にまとめているようだ。
時々話が盛り上がり過ぎて、時間が押してしまう場合もあるようだが、
”レジ係り”のコミュニケーション能力はなかなか大したものだと思う。
感心はするが、それを私に向けられても困るので、一人でスーパーに行く場合、
”Hiya”の後すぐに袋詰めに没頭することにしている。
向こうからは、”愛想の無いやつだ”と思われているに違いないが、言っていることは
ほぼ理解できないので、お許しいただきたい。

一方うちの妻は時々(店にもよるが)、店員とのやり取りを行う。
そして、いつも親しそうに話して、”Cheerio”も元気良く交わしてレジを離れるのであるが、
”これはどう見ても知り合いに違いない!”と思い、”友達か?”と聞くと、”全然!”
と言われたのが、数回ある。

スコティッシュ、非常にフレンドリーである!

 

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9/23 Tailend Moss Wildlife Reserve

2011年09月24日 | スコットランド

昼過ぎに日射しが出てきたので、NCN75の抜け道でも探してこようと言う事で出かけてきたのだが、
期せずして”秘境”を見つけてしまった。



家から直線距離で2Km弱のところにある、工業団地の外れに、写真の道標を見つけたので、迷う事なく
その方向に向かって走り出すと、



シングルトラックが、良い感じでつながっている。



少々行くと、写真の表示があった。



Tailend Moss Wild Life Reserve

との事。詳細は上記ハイパーリンクを参照。

場所は、上記写真の大きな青長方形内で広さは、約1.5KmX0.5Kmほど。
(下の長方形内には例のGlenTurnerDistilleryがある。このグーグルマップには写っていないので
その新しさが分かる。)




木道なども設置されており、良く整備されている。




写真では分かりにくいが、Peatlnad(泥炭地)であるようだ。



池越しにHeather?とMossの荒地が広がっている。




上記ハイパーリンクのサイトによれば、6月から8月までが良いとのこと。もう季節はずれである。
そして遊歩道はぬかるんでいる場合もあるので、適切な履物を準備するようにとの指示があった。
一応”わだち”もあったので、進んで行ったのだが、乗車率は3割ほどそして、注意書き通りぬかるみが
多く、スニーカーはびしょびしょ・・・
間違っても自転車で行くところでは無い様であるが、どこにも自転車禁止とは出ていなかった。

GlenTurnerDistilleryからの香ばしいモルトの香りと、ハイランドの荒野のような風景、そして強風が
ミックスして、なんともいえないスコットランド情緒をかもし出していた。

それにしても家から数キロのところにこんな凄いところがあるとは・・・
まだまだ想像も付かないようなアトラクションがいろいろとありそうだ。

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日本発、海外発航空運賃の違い!

2011年09月23日 | フライト

これは昔から言われていることではあるが、日本発と海外発の航空運賃が違いすぎる。
KLMの英語サイト、日本語サイトで比較してみた。



こちらからだと、10月の往復で何と!!!479ポンド:57480円(サーチャージ等全て込み)である。





一方日本からだと、同条件で、159340円。
日程がフレキシブルに対応できる場合で129340円。これはHISでもほぼ同額であった。

円高還元もされていないようだ。


英国発券/日本発券=約45%、半額以下!!!
英国発券分の赤字を日本からの儲けで埋めているのであろうか?

このように、内外価格差を容認する土壌もあるので、市場から舐められて為替が(現在1ポンド=117.9円)になってしまうのだろうか?

何かがおかしい。

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9/22 Edinburgh International Climbing Arena (EICA)

2011年09月23日 | スコットランド

今日は昼過ぎまで雨。
自転車ではどこにも出られそうに無いので、車で
Edinburgh International Climbing Arena (EICA)
に行って来た。

エジンバラ側から見ると、ユニオンキャナル、エジンバラキャナルセンターを過ぎて700mほどのところ
の右側にあるが、階段を上がらないと見ることは出来ない。

車の場合、M8からでも、A71、A89からでも”EICA”の道標に従っていけばOKである。



さて、上の画像が、EICAのポータルページであるが、日本女子クライマーの写真が掲げられているので、
この人が、メインインストラクターでもやっているか、ここで行われた大きな大会で優勝でもしたのかと思い、
レセプションの人に聞いてみたところ、2010年にユースの世界大会がここで行われた時の写真との事。
日本人としては非常に嬉しいことであるが、 この写真のクライマーが勝った訳ではないようなのが少々
残念だった。




EICAの入り口。




30~40mはありそうな壁が聳え立っている。
一目見て圧倒された。



中央にボルダリング専用の人口岩が設置されていた。



ここはもともと石切り場で、その垂直壁で囲まれたエリアを
クライミングアリーナにしたようだ。





何やら、”World Largest Climbing Arena”とある。
他の施設は見たことが無いが、凄いもののようだ。



天井にもいろいろな仕掛けがある。




左右で競うように登っていたが、左側のクライマーは、途中で落下してしまった。

初心者のようであったが、がらがらなのでどこでも自由に登れるようだ。




さて、石切り場の本物の垂直岩壁があるのに、何故わざわざ人口壁を登らなくてはならないのか?と
思ったが、Arenaの外には本物の岩壁があった。
しかしながら、自己責任で登るようにとの事。




もちろんだれも登っていなかったが、ここを登るのもなかなか面白そうだ。




何故か、日本庭園があったが、その理由は以下の施設があることで分かる。




クライミング壁の高さに合わせて、施設は5階建てになっている。




その中に何と!!!Judoscotlandなる施設があった。
リンクのサイトをみると、ここがその団体の本拠地のようだ。




練習場には残念ながら誰もいなかった。

そのほかにも、各種施設がこの建物内にあり、今日は”若手競技者の集い”のような会合が行われていた
様で、”GreatBritain”のジャージを着た選手を何人か見かけた、多分来年のオリンピックとかに出るので
あろう。



その他、陶芸教室や、



Kid’s Roomなどもあるので、子供連れも楽しめるようだ。






残念ながら、さすがにアイスクリーム、ドリンクは高いようだ。

このEICA,トレーニングジムも込みで月50ポンド少々で会員になれるようである。
家からも車で15分ほどと近いので、会員になって毎日通うのも面白いかもしれない。

それにしても凄い施設である。

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携帯電話

2011年09月22日 | スコットランド



私がこちらで使っている携帯は、NIKIA2600:7-8年ほど前の型のようである。

キャリアはVodafoneで、プリペイド形式で使っている。
このプリペイド式は必要額をあらかじめTOPUPしておくと、残高分使用できるのは日本と同じであるが
日本のは残高の有効期間がある?のに反し、こちらのは無期限の様なので、非常に使い勝手が良い。
私のは昨年の12月に10ポンドTOPUPした後、必要なときは、相手の携帯にワン切りをいれ、相手の
無料通話分でコールバックさせているので、まだ2ポンド少々(ワン切りに失敗)しか使用していない。
テキストメールの受信も無料である。

こう言った効率的な価格体系が随所にあるので、その積み重ねでより豊かな生活が送れるのだろうと
思う。

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スコットランドでの運転、免許証

2011年09月21日 | スコットランド



こちらではあまり運転したく無いのであるが、たまに妻が不在の時などにしなければいけないことがある。
運転したくない理由のひとつが”マニュアル車”であること。
それでも20年前はこちらでスポーツタイプのマニュアル車に乗っていたのだが、日本復帰後は当然の如く
AT車。それもワンボックスを20年間運転して来たので、シフトの煩雑さと運転ポジションの差がかなり
違うので非常に運転しづらい。基本的に車は移動手段としか考えていないので、安全に目的地に着ければ
十分。マニュアル車の方が燃費が格段に良いのであれば考えるのだが、そんな事は無いし、わざわざ
マニュアル車にする理由が見つからない。
しかしながらこちらの車は9割方がマニュアル車との事、先日エジンバラ市内を散歩した際に道に停めて
ある車のAT車率を調べた事があるのだが、200台くらい見て、4、5台だったので、実際には数%と言った
ところでは無いかと思う。

何故、マニュアル車が多いのか、妻に聞いてみたところ、”値段が安いから”との回答であったが、実際には
それほど違うわけでも無いし、妻も日本で乗っていた”ハイエース(AT車)の方が良い”と言っている。
結局のところ、マニュアル車が多いのは、イギリス人特有の頑固さから来るものでは無いかと推察される。

マニュアル車のメリットとしては、最近日本のニュースで良く出ている、”アクセルとブレーキの踏み間違い”が
無いと言うことくらいだろうか?

またこちらで運転したくないもうひとつの理由として、スピードがある。
住宅周辺であれば、20マイル毎時(32Km毎時)なので、良いのであるが、日本で普通30キロ制限のところ
が30マイル(48キロ)、40キロのところが40マイル(64キロ)、50キロのところが50マイル(80キロ)。
そして高速は日本が100キロのところ、こちらは70マイル(112キロ)
まあ日本の制限速度はかなり抑えられているので、こちらのほうがリーズナブルとは言えるのであるが、日本と
同じで、その制限を守らない人が多いので、閉口する。
こちらでは郊外になると、50マイル(80キロ)制限になるが、道そのものはそれほど広く無い場合もあり、
私としては十分危険すぎるくらい速い(暴走している感覚)と思うのに、後ろから煽られるのは困ったものである。




免許証 顔写真無し。

ちなみにUKのパスポート、昔(25年前)は紙だった、そして、有効期限は40年間!
70才まで書き換える必要が無いので非常に助かる。

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Glen Turner Distillery

2011年09月21日 | スコットランド

昨日

9/19 Bathgate Armadale、ウイスキー貯蔵庫(蒸留所?)ポタリング

のエントリーで紹介した”GlenTurner”について詳細を調査したので、報告する。




やはり蒸留所が2009年に稼動したようである
。 このGlenTurnerはFrance企業La Martiniquaiseで、
(この会社 Glen Moray も買収したらしい。)
以前は(開示されていない)ハイランドの蒸留所からのシングルモルトを貯蔵、熟成、Vattingしていたが、
モルトおよびグレインの蒸留施設を新設したとの事である。 その理由は*2の通りである。
ここが”スコットランド”であることが重要なのである。
ちなみにGlenTurnerはフランスで一番売れているモルトウイスキーとのこと。
この蒸留所でも是非工場見学を開始して欲しいと思う。
エジンバラから一番近い大規模蒸留所?として、エジンバラ観光に含まれる可能性もあるかもしれない。

ちなみに、この蒸留所におけるウイスキーの生産量(開所時)であるが、上記のサイト、そしてWiki
調べた結果から計算すると、なんと、日本国内市場の”販売量”の28.5%ほどになるというので、
その規模の大きさが判るかと思う。


*The distillery will produce 25 million litres of whisky at start up, and will be called Starlaw Distillery
*ウイスキーの日本国内市場での販売量は、2004年の1年間で、8万7500キロリットル余りと推計されており(課税および通関統計)、うちサントリーが約67%、ニッカウヰスキー(アサヒビール子会社)が約21%と推計されている(日本経済新聞社推計)。

*2
Turner 12-year-old single malt, which is sourced from an undisclosed Highland distillery. Since 2004, La Martiniquaise has blended and bottled its whiskies in a purpose-built plant at Starlaw Business Park in Livingston, West Lothian, rather than import spirit from Scotland in bulk, and the company has also been granted planning permission for a combined malt and grain distilling facility within its Livingston site. Glen Turner seems certain to fall foul of forthcoming Scotch whisky industry regulations intended to prevent companies passing off unspecified single malts as though they were the product of a named distillery - in this case the non-existent Glen Turner distillery. It seems likely, therefore, that we will soon see the creation of a real Glen Turner distillery at Livingston, regardless of La Martiniquaise's intentions towards the Glen Moray single malt brand.




後記:別のエントリーでも”多段蒸留塔があるので、ポットスティルは無いものと推察される”と書いたが、先日パーティーで会った20数年来の友人がこの工場で働き出したとのことなので、ポットスティルの存在について聞いてみたところ、”完全に化学工場だ!”と言っていたので、やはり想像通りだった。また、”工場見学はやっているか?”も聞いてみたが、残念ながらこれも無いとのことで残念だった。まあ、ポットスティルの無いウイスキー工場を見ても仕方がない。


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