前報で”エディンバラ離陸後はほぼ真っすぐに飛び”、”ヘルシンキヴァンター空港前で45°ほど旋回”と書いたが、実際にはどうだったのか確認してみた。
まずは、航跡図全体。
エディンバラ離陸後は厚い雲の中に入ったので、陸地を確認することは出来なかったが、”ほぼ真っすぐに飛行”、”旋回していたとしても20°は行かない”と思っていたが、
実際にはもっと旋回していたようだ。
ヴァンター空港手前でも、”45°程度”と思っていたのが、実際には
前報で”エディンバラ離陸後はほぼ真っすぐに飛び”、”ヘルシンキヴァンター空港前で45°ほど旋回”と書いたが、実際にはどうだったのか確認してみた。
今回のスコットランド滞在は2ヶ月の予定で、次の東京行きフライトは6月上旬、帰りは12月のをすでに予約した。
”一番安いものを”という事でいろいろと探したのであるが、やはりKLMが一番良いようである。
今回のは日本滞在期間が6ヶ月であるが、これと同じ条件でJAL、ANAなどを検索してみると、何と!!!40万円を超えてしまうのであるが、KLMならば700ポンド10万円弱。
KLMのサイトで検索すると提携しているいろいろな航空会社、それに伴い各種の便から選ぶ事ができるので、どれにしようか迷うことが多い。
その選択できる航空会社にはKLM、エールフランス、そして何と!JALも選択できる。その上少々高くはなるが、羽田便もあるので驚きだ。
今回は東京行きはJALで羽田着を使うことにした。早朝に到着するので、家までの電車が通勤時間帯にかぶるのがちょっとつらいところではあるが、一度羽田着の国際線に乗ってみたかったので、それにすることにした。
そして12月の復路は成田22時頃出発するエールフランスのフライトにした。
いろいろと選べるルートの中には、関空経由のものまであるので、今度はそれにもチャレンジしてみたいと思う。
いつものことであるが、旅行の前は気分が高ぶって眠れない。
昨晩も結局一睡もできなかった。
まあこの方が、向こうに着いた時に熟睡できるので、良いかもしれない。
そしてフライト時間の3時間半も前に空港に到着。
誰も並んでいないチェックインカウンター前に30分前から一人ぽつんと待ち、結局カウンターが開いた時でも4,5人しか並んでいなかった。
出国手続きを済ませるといつもの様に、空港見学。第一ターミナルの隅から隅まで歩いたのであるが、結構な広さだった。
そして、一番はずれの待合室は誰もいなかった。
まだまだ空港のキャパシティはあるようだ。
フライトまであと、20分。
この便もほとんど満席のようである。
フライトは明日の午前中なのであるが、何かのアクシデントで遅れると困るため、いつも前日に成田に行って前泊することにしている。
今回も合計40Kgの荷物を背負い、肩にかけ、転がしながら、成田までやってきた。
ここからホテル行のバスに乗る。
チェックインすると早速プール。
15mであるが、人も一人しかおらず、私が入るとすぐに出て行ったので、ほぼ貸切状態で1時間ほど泳いだ。
ジャグジーも気持ち良かった。
さて、人もいなかったので、自分のフォームを動画に撮ってみてみたのであるが・・・
初めて自分の泳ぎを見たが、完全にヘッドアップしており、かなり抵抗になっているようだ。
何回か撮りながらフォームを修正したが、最近ましになってきた息継ぎがままならなくなってきた。なかなか上手くいかないものだ。まあ、時間はいくらでもあるので、ゆっくりとトレーニングしたい。
さて、プールでは撮影不可!を見逃していたのであるが、ほぼ誰もいなかったので、良しとしよう。
部屋はツインの部屋で結構広く、なかなか綺麗である。
予約時に”高層階、エアポートビュー”のリクエストを入れておいたが、空港の景色もばっちり。
現在ネットブックでブログ更新中である。
WiMaxもしっかりつながっている。
子供のころの夢の職業と言うとプロ野球選手とか、最近ではJリーグの選手とかがあるが、パイロットもいつも上位に位置していたと思う。
かく言う私の夢もパイロットであり、大学受験の際は最初に航空大学校を受験した。
航空大学校の試験は第一次試験が筆記、第二次が身体検査、第三次が航空適正試験となっており、第一次試験は地元の陸運局で実施された。
第一次試験は問題なくパスし、私としては身体検査、航空適正で落ちる訳が無いと思っていたのであるが・・・身体検査で、何と!!!!!深視力、眼圧、右耳の聴力、鼻のX線写真の再検査が必要との結果が来てしまい、事実上の不合格通知に夢を砕かれた経験がある。
当時の視力は両目とも2.0でまさか眼科系で不具合が見つかるとは思っていなかったのでショックだったが、他にも耳、鼻もNGだったので、パイロットになる夢はきっぱりと諦めることができた。
当初は”航空大学校がだめならば自衛隊の航空学生でも”と考えていたが、航空学生の方が身体検査は厳しいとの話なので、こちらも”かする”事もなかっただろう。
もし航空大学校を受けて失敗していなかったら、後になって”あの時試験を受けていればパイロットになれていたかもしれないな”などという後悔を感じることもあったのだろうから、受けて落ちておいて良かったと思う。
しかしながら、もし航空大学校に受かったとしても、当時卒業してもパイロットの求人が少なく、大手の航空会社に入れない人も多く、管制官になるために航空保安大学校を受けなおす人などもいたようである。
そして、もしJALのパイロットなどになれていたとしても、数年前の倒産騒動で退職の憂き目に遭った可能性も非常に高いようだ。
最近の報道で、JALに残れたパイロットでも韓国、中国の航空会社に出向などと言う話しもあるようで、なかなか大変な様だ。
人の命を預かる非常にストレスフルな職業で苦労するよりも、ぬるま湯のような電気会社に入ったのは正解(選択の余地は無かったが)だったような気もする。
後期:ちなみに、目の方は会社に入って仕事で顕微鏡を見るようになったためか、急激に視力は低下して現在裸眼で0.2程度なので、視力低下の下地も見抜かれていたのかもしれない。
”北ウイング”、中森明菜の28年前の楽曲である。
当時成田空港にはターミナルは一つしかなく、北ウイング、南ウイングが存在した。
この”北ウイング”と言う曲は成田空港を深夜出発するアンカレッジ経由のロンドン行きフライト
に乗り、すべてを捨てて恋人の元に行く女性の事を描写したものであると推察されている。
当時は直行便などは無く、このアンカレッジ経由北極回りのフライトしか存在しなかった。
私は1987年2月、北ウイングからのアンカレッジ経由北回りロンドン行のJALでイギリスへ
出向したのであるが、その時のBGMはこの曲であった。
そして、霧の街で”待つであろう”将来妻になるべき女性との出会いを夢見て、心躍らせていた。
いまでもこの曲を聴くたびにあのフライトの事を鮮明に思いだすことができる。
次回のスコットランド行きは、北ウイング発なので、頭の中にはこの曲がヘビーローテンションされることと思う。
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当時は出向はもちろん出張であってもエグゼクティブクラスに乗ることができたが、もう二度とその可能性は無いだろう。
古き良き時代であった。
これは昔から言われていることではあるが、日本発と海外発の航空運賃が違いすぎる。
KLMの英語サイト、日本語サイトで比較してみた。
こちらからだと、10月の往復で何と!!!479ポンド:57480円(サーチャージ等全て込み)である。
一方日本からだと、同条件で、159340円。
日程がフレキシブルに対応できる場合で129340円。これはHISでもほぼ同額であった。
円高還元もされていないようだ。
英国発券/日本発券=約45%、半額以下!!!
英国発券分の赤字を日本からの儲けで埋めているのであろうか?
このように、内外価格差を容認する土壌もあるので、市場から舐められて為替が(現在1ポンド=117.9円)になってしまうのだろうか?
何かがおかしい。