昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

減塩・減糖・減脂

2010-12-17 16:43:51 | 日々の雑記
 昨年から特に毎日の食生活の中で減塩と減糖・減脂肪に努めていますが、糖尿病や高血圧に高脂血症などのように、具体的な症状やはっきりとした病名があってのことではありません。
 昨年来三ヶ月毎に血液検査を受けておりますが、それぞれの数値に於いても基準値超えるものは何一つ無いのです。
 それなのに何故それらに拘るのは、それは昨年の夏大腸ガン手術を受ける前の検査で、偶然にも労作性狭心症が見付かり、直ちにステント挿入術を受けたことによるのです。
 その時先生からの注意は、ステントは人為的に血管を広げるためです。今後何よりも怖いのは高血圧と糖尿病に高脂血性による動脈硬化ですから、毎日の食事にはくれぐれも気を付けるようにと、強く注意されていました。
 しかしそれまでの血液検査では特に問題が無かったものですから、先生の言われたことの重大さを重く受け止めないで、普段どおりの生活を続けていたのでした。

普通ステントの挿入後一年間ほどは、検査の必要は無いとの事だったのに、今度の私の場合は僅か三が月ほどで異状を感じたのです。
再度入院してカテーテル検査をしたところ、その異状はステントの動脈硬化によるものでした。
直ぐにステントを入れ替えることなり、先生の計らいで栄養管理士の指導を受けて退院したのです。
そしてこの時から、朝食後1錠の飲み薬が追加されました。これはLDLの数値を下げる薬なのですが、その時に数値は基準値が140のところが110でしたから、何の問題は無い筈なのに、ステントを入れた場合は、100以下で無ければ動脈硬化を起こす恐れがあるという事からでした。
 ほかに高血圧と高血糖も危険因子と言われました。この時から私の減塩・減糖・減脂との戦いが始まったのです。

それまで肉類よりも<DHAとEPA>が多い青魚類の方が血液には絶対に良いと思っていたのですが、管理栄養士さんの話では、確かに青魚は良いのだがやはり他の魚に比べると脂肪分が多いので、食べ過ぎると害になりますから、鮭など他の魚を食べるようにとのことでした。
更に必ず野菜も一緒に食べるようにと、念をおされました。そんな訳で私の食事での肉類は、主に鶏肉の胸肉かささ身に限られ、それまで時おり食卓に出ていた牛豚は、たまたまにしても脂身の無いヒレ肉ばかりとなったのです。
また野菜類はホーレン草とか小松菜が主体で、これは三度の食事には大体欠かしていません。
塩分は、普段から減塩醤油なのですが、生醤油は使ったことは無く刺身のばあいなどは、純玄米黒酢で薄めて食べています。
また糖分は、羊羹や大福に饅頭などには若い頃からの大好物でしたが、この一年間ばかりは食べていません。お菓子などで手にするのは、せいぜい南部ごま煎餅くらいのものです。
 ただし同じ甘い物でもリンゴやバナナにキウイなどは、朝食時のヨーグルトに入れて食べております。              
 
 ちなみに最近の血液検査での数値は次のとおりです。

   ※ 血圧一週間平均値~朝―122~61夜―118~59   
   ※ コレステロール~基準値120~220・検査値114   
   ※ HDL~基準値~40~100・検査値44   
   ※ LDL~基準値~140・検査値50~希望値100以下
   
   ※ 血糖値~基準値~75~110・検査値107
   
   ※ hbA1c~基準値~4,3~5,8・検査値5.4              

 
 文章とはまったく関係ありませんが、先日の外出の折に撮って来た雪の阿寒連山です。

帰宅途中住宅街で~雌阿寒岳

住宅街の外れ・・・いつものポイントで~雪の雌阿寒岳!

同上~雄阿寒岳