昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

最近の一日

2010-12-06 10:24:07 | 日々の雑記
 一日の長さなんて今まであまり気にして来なかったのだが、花の季節が済みまた紅葉の季節が終わってからというものは、とにかく一日の長さが気になってなりません。
 これまでにも一日が長いとか、或いは夜が長くて困っているなどの話を聞くこともありましたが、どうせ一日は二十四時間に決まっていることで、人によって30時間もまた40時間も在るわけでないのだからと、あまり真剣に考えたことはありませんでした。
 ちなみにこれまでは晴れて雨さえ降らなければ毎日のように、午前中に一回午後に一回と行った具合に、デジカメを手にして出掛けていたのでしたが、季節が移ろってからは、気温の低下とかこの地方特有の急から、今までのように気軽に外歩きが出来なくなってしまいました。
 仕方なく家の中で体操をしたり歩いたりして過ごすのですが、狭い家ですからその歩きにも直ぐに飽きが来て長続きはいたしません。
 また体操と云っても第一ラジオ体操の一部に、自己流の肩凝り体操を加えた簡単なものですから、直ぐに終わってしまいます。
 その後の一日の長いことったらありゃしません。買物にでも出掛ければ気も紛れるのですが、それだって毎日というわけにはゆきません、せいぜい二日か三日に一度がくらいのものです。
 せめて一月ほど前の気温でもあれば、多少の風や曇り日でも行き付けの河畔公園や自転車道路などに出掛ける気にもなるのでしょうが、たとえ未だ雪の無いだけで、気温は真冬並みの毎日ですから、そうは気軽に外に出られません。
 そんなわけで一日の時間の長いこと、本を読んでも直ぐに飽きてしまいますが、最近ではその飽きよりも歳の所為で眼が疲れやすくなって来て大変です。
 またテレビしてもじっくりと観るべきものが少なく、また国会中継なども国民不在の揚げ足取りばかりかと思えば、自国の国民より他民族への思い遣りと老人疎外に明け暮れる始末で、嫌気が先立ち見る気も失せてしまいます。
 なにはともあれとにかく最近の一日の長さには、ほとほと閉口しております。
せめて白鳥でも来てくれれば、少しくらいの風や気温の低さなどは気にしないで出掛けるのですが、何故か今年は未だに姿を見せてくれません。
 かくして今日も家の中でただゴロゴロ、ついついつまみ食いに走ってしまうのです。

 下の写真は蝶なのかあるいは蛾なのか分かりません。また題名とはなんら関係は無いのですが、今年の秋家の裏庭で撮ったものです。せっかく飛んできたのにボツにすには偲びず載せたしだいです。