昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

台風近し

2005-09-07 18:13:45 | 日々の雑記
 ハリーケンカトリーナにも匹敵するほどと云われた、14号大型台風は九州方面で猛威をふるい、各地に大きな被害をもたらしている。特に大分・宮崎両県の被害は痛ましい限りである。

 これは比較論としてのことなのだが、アメリカの場合はお国柄土地が広いから、風と水による被害が殆どのようだが、我が国の場合は土地が狭い所為で、山地の傾斜にも家が数多く建てられている。その結果としての土砂崩れなどが重り、人身の被害が多くなってしまう。またアメリカの場合はそれのみ留まらず、略奪強盗や人種差別更に銃社会よる被害の数もかなり多くなるらしい。このところが我が国日本と多いに異なるところであろう。

 さて14号台風は目下(7日午後4時時点)のところ、石川県輪島市北西の日本海にあって、毎時30Kmで北東に進んでいるという。このまま進めば今夜遅くから、明日の未明にかけて我が北海道を襲うのは必至である。
 昨年の18号台風の思えば、全く有りがた迷惑なことだが、こればかりは如何しようも無い事だ。 台風そのものは100パセント天災であるが、その後のことについては、人災と思われるふしが多く見受けられる。
行政は勿論のこと各個人も、これまでに齎された多くの被害などを、良き教訓して万全を期して欲しいものである。

朝から降り止まぬ雨を見つめ、10メートル前後の風で激しく揺れ動く庭木に目をやり、更に大雨洪水の警報と強風波浪の注意報を聞いて、内心大いに不安を抱きながらも所在無く、これまでに撮って来た写真の整理に時間を潰していた。

柳町公園の花
     ツリフネソウ

     同上

     ヒマワリ

     

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4 コメント

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仰るとおりでです (じゃこしか)
2005-09-08 09:57:47
 熊子さんお早うございます。

釧路では大事に至らなかったようで一安心しました。貴女の仰るとおりだと思いますよ。テレビなどのインタビューでも、今まで何とも無かったから避難しないとは、やはり危機感が薄いのでしょう。日本はアメリカと違うって留守宅の略奪などの心配は不要ですから、直ぐに避難する方が無難でしょう。

 先祖伝来の家を空けることへの思惑などが交錯するのでしょうが、命在っての・・・!
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凄い風と雨です (熊子)
2005-09-08 00:49:23
心配性の私は寝れません。帰宅したら咲いたばかりのカンナやモントブレチアがなぎ倒されていました。支柱を立ってて、支えましたがダメかな。でも、植物の力は強いから、また元気に咲いてくれることを信じています。さて、今回の被害もひどいですね。嵐の前まで普通に生活していた家が人が道路が、一瞬にして!。なんで毎年被災するのでしょう。過去の教訓はどう生かされているのかな。避難勧告、強制避難を言い渡していたと被災地行政は話していました。実際に非難を促されても、いつものこと、たいした事無いと、周辺住民は思ったそうです。来て見ないと解らない今の気象庁発表では危機感が沸かない。別に詳細情報があるにも関わらず、発表しない。戦後60年、毎年毎年必ず被害が出ます。どうか、海山間部の人たちは、逃げることのみを考えて欲しい。そして、私たちも暴雨風の外には出ない。こうありたいですね。
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嵐の前 (じゃこしか)
2005-09-07 21:39:12
 polo181さん今晩は。

今のところは雨が降り続くのみで、風は10メートル前後で静かなものです。明朝あたりが山場でしょう。被害は最小で済む事のみを祈っております。
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じゃこしかさん、こんばんは (polo181)
2005-09-07 21:13:17
台風がそちらに向かっていますね。ご用心、ご用心!もし日本であのような被害を被っても人々は略奪に走らないだろうか。私たちの世代は救援をじっとまつだろうが、若者たちは、また都会ではどうだろう。

さらに、今回の台風で感じたことですが、地方の気象台が出す避難指示に従えさえすれば、このような犠牲を出さなくてもよかったのではあるまいか。残念でなりません。また、犠牲者の多くはお年寄りとのことです。心が強く痛みます。
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