昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

体力

2004-05-02 15:00:30 | 日々の雑記
この年齢(70歳過ぎ)に成ると体力の衰えは目に見えて甚だしい。昨年の途中までの勤務中と、その後の退職後の約半年間はそれ程感じなかった筈なのに、もうそろそろウォーキングの季節が身近になり、思い掛けないほどの気温に恵まれ、妻を誘って足慣らしの為の外歩き・・と云っても日光浴が主体だが、今年に限って私の歩きがどうもおかしい。以前から膝に欠陥のある妻は常に杖無しでは外歩きは到底無理で、一緒に歩く場合は何時の場合も、私が先導して歩いて居たのだったが、最近の場合は全くその逆になって仕舞った。
 私の場合は大分前から、歩き初めこそ右腕に痛み(大抵の病院で検査済み)が生じたが、3分ほど休むと後は問題は無かった。それが3月の或る夜半に急激な痛みに襲われて、救急病院に担ぎ込れて以来妻との立場が逆転した。2・3分も休めば痛みは無くなるのだが、長続きがしなくなった。それに前のように或る程度の早歩きはどうやら無理と成って仕舞ったようである。今では杖付きの妻の歩みよりも早く歩けず、妻が私に付き添って呉れてる始末である。暖かかくなれば様子も変わるだろうと、今のところ週に一回の注射と、週に二回の電気治療(リハビリ)に通って少しでも早い回復を念じて、不本意ながら妻の後に随って休み休み歩きを続けているが、この気持ちたるや何事のも耐え難い。それにしても知らず知らずの内に遅い来る体力の減退はげに恐ろしいものである。 

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