昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

たったの二輪だけど・・・

2006-04-27 15:43:58 | 日々の雑記
 先日このブログで、自転車道路沿いの住宅の庭で見つけた、先駆けて咲き誇る福寿草の一叢を載せた。それから10日ばかり経った昨日のことだった、我が家の狭い庭先で福寿草が咲いているのを目にした。たった2輪だけの侘しい眺めだが、我が家の草木の中で、今年一番先に咲いた記念すべき花である。
 先日ウォーキング先で見つけたものに比べると、花弁もまだまだ貧相で色合いも薄く、茎も細くて如何にも頼り無げである。
 しかし自転車道路で見た福寿草は、南向きで陽射しを遮るものは全く無いから、恐らくお日さんを一日一杯独り占めにしていたのだろう。それに引き替え我が家の庭は、確かに同じ南向きには違いないのだが、家が犇く住宅街の中だから、日の当る時間も限られている。
 それにしても、これほど恵まれない条件のもとでも、ひたすら春を待つ歳老いた主のために、恐らく硬い凍土をものともせずに、陽の光を求めて健気にも咲いてくれたのであろう。
 今年は気象条件が思わしくなくて、時には時季外れの雪があったり、また10メートルを越す強風が連日吹き荒れたりで、日頃からもどかしく思って矢先に、良くぞ咲いてくれたものである。チッポケで僅か2輪だけの福寿草だが、春一番の贈り物に癒やされていた。
 
 まだまだ春は遅々として進まず、もどかしさが一杯のこの頃だが、この福寿草を魁として、今は未だ固い蕾の儘ながら、我が家の草木たちは次々と咲いてくれるだろう。
 次に咲くのは何だろう。・ツツジ・それとも千島桜かな・・・?
否・やはりレンギョだろう!


 折角の福寿草も、時ならぬ春の雪に見舞われてしまった。これも自然界の試練なのであろうか。
我が家の庭で今年初めて咲いたたった二輪の福寿草

せっかく咲いているのに意地の悪い雪の下敷きに・・・


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2 コメント

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じゃこしかさん、こんばんは (polo181)
2006-04-27 21:38:26
たった二輪のフクジュソウ。嬉しいじゃないですか。でも、すぐに雪とは、無惨な。。でもそれくらいでへこたれないのが植物。これからは、レンギョウ、ユキヤナギと次々に咲き乱れてくることでしょう。花のない世界は途方もなく淋しい。北のみなさん、よくぞ頑張った。もうすぐ5月ですよ。
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poloさん今晩は (じゃこしか)
2006-04-28 17:48:51
 コメント有難うございます。

 約半年間枯れ色ばかりの庭、春とは云いながら、庭の片隅に未だ雪が残っているのに、健気で可憐なこの福寿草には感動しました。

 季節は確実に移ろっているのです。
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