たかが田舎ジジイの誕生日など、特にどぉって事はないのですが、良くぞ生きた八十歳・・・我ながら愛しく思うしだいです。
しかしそうは云っても、やはり加齢の証なのでしょうか、正座が出来なくなったばかりか、その上に最近では胡座さいもが完全に出来なくなりました。
それに目の方も、雑誌はもとより新聞などでも老眼鏡などは不要で、知人等からも随分と羨ましがられたものですが、大分あやしくなりました。
但し今はまだ老眼鏡までには至りませんが・・・
しかし昨年妻に先立たれてからは、娘との二人暮し、娘の世話で安穏な日々を送っておりますが、おのれ自身のことは自分独りで見なければなりません。
それにつけても思い知らされるのは体力の減退で、その上根気(持続力)や記憶力などは毎日のように思い知らされます。
この先の生活は、病気になったり呆けたりしたら、一体全体如何なるのか、八十歳にして初めて知る不安感、病んで長く苦しみ、更に周りに迷惑を掛けるのなら、いっそのこと事故か心疾患で瞬時にこの世を去りたい。
そんな弱気な思いにとらわれる一方で、野菜と魚類主体の食事に、更に自転車漕ぎなどで健康に拘る日々を続けているのです。
独りで、色々な事に思い惑う、今日八十歳の誕生日でした。
なお以前亡妻は、手作りの握り鮨などで祝ってくれましたが、そんな無い物ねだりは無理なので、今日は近くの量販店で買ってきて陰膳を供えて、娘と三人で食べました。
亡妻が特に愛でていたエリモシャクナゲ今年は一輪だけ花を咲かせました
日ごろの養生の賜物ともいえますね。
その礎を作ってくれたのも亡き奥様なのですね。
その奥様の遺志を無駄にしないためにも出来るだけ長生きを心がけることだと思いますが。
奥様の愛し育てた、えりもしゃくなげも何かしら神々しく見えます。
老化であちこちガタが来つつも、それなりの味わいが出来ることも老化ならではの贈り物のようにも思える昨今です。
お互いに今の境涯をエンジョイしていきましょうね。
そんな気持ちで写真を拝見させて貰っています。
本当は亡妻と一緒に80歳を向いたかったのですが、これも運命なのでしょうね。
めげずへこたれずに、亡妻の分も背負って命を全うしたいと思います。
それが何よりも亡妻への供養となると思うからです。
なお妻の亡き後は、家の庭の花も数少なくないました。一輪の花ですが、写真にして亡妻に供えました。きっと喜んで呉れているでしょう。
まさ様のお励ましのコメント本当に感謝しております。
新聞や雑誌を読まれるときに眼鏡が必要ないだなんて素晴らしいですね。同い年の父が驚き、羨ましがっておりますよ。
私は、じゃこしかさまが撮っていらっしゃるお写真を拝見するのが毎回とても楽しみです。
特に、北海道でしか見られない貴重なお花などをご紹介いただけたときには、何度も何度も見とれています。
今回の「エリモシャクナゲ」も、私にはなじみのないお花なのですが、、奥さまが大切にされていたお花だからでしょうか、ハッとするほど美しいお写真だと思います。
これからも目、だけでなくお身体を大切になさって、美しいものをいろいろ紹介してくださいね。
恥ずかしながらじゃこしかさんの一ファンとして、遠くから応援しております。
メガネは不要なのですが、疲れやすくなり長続きしません。
外歩きのことですが、以前のようには出歩くことも事が極端に少なくなりました。やはり亡妻のことが影響しているのでしょう。
何処へ行っても、先ず亡妻との想い出が付きまとい辛くなってしまい、早々に引揚げてしまうのです。
Sakura様のお言葉が身に沁みてとても嬉しいです。今後とも宜しくお願いいたします。
最近どうも気持ちにゆとりが持てなくて、上滑りが多いのですよ。
どうぞ南無さんも大台の80歳を目ざして下さい。ますますのご自愛をお祈りいたします。本当に有難うございました。