昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

家の花

2012-07-17 16:57:44 | 日々の雑記
        妻逝きて 荒れるがままの 家の庭
          季節巡れば 花は咲きけり
 
       
前にも書いたことですが、我が家の庭の手入れなどは全て亡妻任せでした。
私は、あんた心臓が悪いのだからと亡妻の云うがままに、膝の悪い亡妻の手入れを見ているだけでした。
 そんなわけで、亡妻が発病した昨年は手付かぬままのうえに、今年も私の手に負えないものですから、今の我が家の庭は雑草ばかりが生い茂り、見るも無残な荒れようです。
 
しかしそんな如何しようも無い状態の我が家の庭ですが、それぞれの季節が巡って来れば、それぞれの花が咲いてくれるのです。
亡妻が手を尽くしてくれていた頃に比べれば、花々の数もその勢いも劣りますが、私を癒してくれる存在であることには、まったく間違いありません。
これも亡妻のお蔭なのでしょうが、それぞれの花々をカメラに納め、亡妻の存在の大きさをしみじみと想いかえし、辛い日々を過ごす糧としての日々が続いております。

こんな状態がいつまで続くのかは分かりませんが、季節が変わり花木などが全て散り尽くしたの後の庭に、いったい何が残るのでしょうか。
そんな先のことよりも、今の花をしっかりと愛でることが、これもまた亡妻への供養であることを信じて・・・

レンゲツツジ

クリンソウ

テッセン

ゲンペイウツギ




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