昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

エゾムラキツツジ

2008-05-09 17:20:10 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 昨日の気温は久しぶりに20度まで上がった。道南道央の真夏日の比べると、さして驚くようなものでは無いのだが、ここ道東には滅多に無い気温であった。   
 さっそく勇んでウォーキングに出掛けてみたのだが、海沿い特有の風は時おり渦巻いて、老人の歩みを悩ませた。
 風がきついからと退散するには、いかにも勿体ないような日和なので、風を遮る物の少ない自転車道路や河畔公園は避けて、少し離れた街中の公園を歩くことにした。
 実は、この数日間気温も上がって来たことで、公園の桜の様子も気になっていたからでもある。

 公園の駐車場はパークゴルフ場がまだ開かれていないせいか、何時に無く車は少なく、好きな場所に停められた。
 公園に着いて先ず目に付いたのが、公園の垣根がわりに植えられたエゾムラキツツジだった。日当たりが良いせいなのかすでに満開状態だった。
 しかし他は全体としてまだまだの感じで、公園内の木々にはあまり変化は見られなかった。中ほどの桜の辺りがほんのりと赤っぽく見えたのは、単なる慾眼なのかも知れなかった。
 暖かな陽射しを背に受けながらぶらついたが、目当ての桜の蕾には見るべきものは無かった。ついでに隣の公園にも足を運んだが、やはり同じだった。

ここの公園では毎年一番早く咲くのが、駐車場のエゾムラキツツジです。

同上


 余談ですが・・・ 素敵な花に眼を奪われていても、サイクロンに襲われたミャンマーの人たちの悲惨さは、頭から離れない。大袈裟で暴論ですが、ミャンマーの軍事政権と北の独裁政権、そして国民と年寄りをないがしろにする、○○国の官僚政治は似たりよったりかな・・・。花の後でのあまりにも野暮ったいことですみません。

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4 コメント

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じゃこしかさん、こんばんは (polo181)
2008-05-09 22:12:51
エゾムラサキツツジは素晴らしいですね。こちらでは似たようなツツジとしては、ミツバツツジがあります。高山では今、とても綺麗に咲いています。花期が非常に短いのが玉に瑕です。
それにしても、ミャンマーのサイクロンによる被害は甚大。軍事独裁政権が続く限り国際的な援助は受けられないでしょう。困るのは一般庶民です。ちょっと頭をひねればよく分かるものを、愚鈍な指導者がいると、下々が苦しむ。北もそうだし、我が国だって似たり寄ったり。
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色彩の魅力。 (nonn)
2008-05-10 09:16:20
花の色合いは人の心を和らげ洗い優しい気持ちにするのは何故なのかなと考えたりします。花は人をどうしてやろうとか癒してあげようとかを狙っている訳でなく只趣くままに自分の生をまっとうしているだけなのでしょうがね。
余りの彩りの美しさに暫し見とれることが多いです。
この花は、こちらでは、みやまつつじ(深山躑躅)というのかな?一番のりで咲きます。こちらも11日の日曜日はつつじ祭りです。全山一杯に色々な色の躑躅が咲き乱れ綺麗です。その中の広場で踊り、太鼓、バンドと店が並びと賑やかです。地元農協と商工会の共催で私は孫ちゃん達のお守をしながら花を満喫しようかな。
昨日はジャーマンアイリスと芍薬、スターチスを部屋に活けました。ちょっとした合間にぼうーと眺めているのが好きです。
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poloさん今晩は (じゃこしか)
2008-05-11 20:40:59
 コメント有難うございます。
 この時期眼につくような彩りがほとんどありませんから、このツツジの色の鮮やかさは強烈で、まさに輝くばかりです。
 それにしても為政者如何で、戦争の絶えない国の国民の悲惨さには遣り切れない思いがいたします。 幸い我が国では戦闘などというものが無くて、ある意味では天国なのでしょう

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nonnさま今晩は (じゃこしか)
2008-05-11 20:43:53
 コメント有難うございます。
 植物に限らず人間以外の生物たちには、意図的な作意が無くて、己の子孫の繁栄のみの本能で生きるから、たとえそれが時には残酷行為にはしる時も無きしも非ずですが、厭らしさなどは少しも感じられ無いのでしょう。
 人はそうした姿に癒しを感じ慰藉されるのだと思います。
 この時季全国いたるところで、花に因んだ祭りが開かれるのでしょうが、ここはまだまだ先のことでしょうね。
 お孫さんに囲まれてそうしたお祭りを楽しんでいる、nonnさまの姿しのばれます。

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