昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

お馬の親子

2008-05-06 20:35:08 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 住宅街の中にある馴染みの牧場では、今年も無事に仔馬が生れたようで、先日買物帰りに通りかかったら、親馬に寄り添っている仔馬を眼にした。
 前に通ったときには、親馬のお腹が大分大きくなっていたので、今年もやはり仔馬が生れるのだと思っていたのだったが、もうすでに外に出るほどに大きくなっていたのかと、少なからず驚くとともに無事誕生の声を掛けたくて、車を停めて近寄った。
 いったいに子どもと云うものは、とかく好奇心の強いもののようで、この仔馬も、乳よりも一瞬私に興味を持ったのか柵の方へ寄ってきたが、見映えもしない老爺だと気付くと、また直ぐに親馬の懐に首を突っ込んだ。
 なお今年の仔馬の鼻筋には白い模様がついていた。この白斑を流星と呼ぶのだそうです。

 ともすれば、生れ落ちてすぐに否!生れる前から、すでにエスかレター式に送り出されるこの世とやらは、自己中(自分さえ良ければ・・・)と拝金主義などの手前勝手な風習が蔓延して、子殺しや親殺しが平然と行われて殺伐としてとかく住みづらいところです。
 このお馬の親子を眺めているかぎりでは、そんなことは別な次元のことのように思えてなりません。
 テレビの「ダーウインが来た」は、好きな番組の一つで、毎回録画録りで見ているのですが、このお馬の親子の場合ように教えられることの、何と多いことか。

久々に心からほのぼのとさせられた・・・お馬の親子!

微笑ましい授乳風景


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4 コメント

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じゃこしかさん、こんばんは (polo181)
2008-05-07 20:46:12
仰るとおり、動物たちの親子関係を見ていると、ほのぼのとした気持ちになります。特に、馬の親子は見ていて楽しい。私も北海道で、同じ様な光景を目にしたことがあります。人間以外の動物たちの親子関係は非常に率直で美しい。ごくごく当然のように親は子の面倒を見、かつ外敵から守る働きをします。人間は、心が壊れてしまったかのように、自分の子供を虐待することがあります。ニュゥースに上るたびに、ため息をついています。
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幼な子。 (nonn)
2008-05-08 16:25:53
動物、子供共に幼い命は人の心を和らげ慈しみの気持ちを引き出すのでしょうか。だから幼い命は生き育つのであろうと思います。自分一人では決して生きられる能力が備わってないのですから。
しかし、この頃の世の中は、特に人間界は、その流れが可笑しくなって来ているようです。
動植物の生き方に、根源的なところを学ばなければなりませんね。我が家も毎週日曜日の夜にはダーウインがきたを観ています。
連休で里帰りした都会からの孫達は、牛、豚さんたちを毎日飽きずに見ていました。
ぐずりだすと、牛さんの所に行こうと言うと喜びます。
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poloさん今晩は (じゃこしか)
2008-05-09 17:05:18
 ご旅行中には一度もお伺いしなかったのに、ご帰宅早々にコメントを頂き有り難くかつ恐縮しております。

 今ではあまり見られなくなった人間界のことを思えば、動物の親子関係には感動させられてしまいます。打算と本能の違いだと割り切るには、寂しさが先立ちます。
 それにしても、この殺伐した世の中はもう救いようが無いのでしょうか。

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nonnさま今晩は (じゃこしか)
2008-05-09 17:09:54
 コメント有難うございます。
 テレビなどでは良く見ることですが、動物の親子関係は常に一心同体で離れることはありません。
 子離れが短いせいかも知れませんが、そこに違いがあるのでは、とも思われます。
 とかく慾に目が眩み、他人はもとより親子でも見境が付かなくなり、暴走してしまうのでしょう。

 連休中は多くのお孫さんたちに囲まれて楽しく過ごされてnonnさんの姿が、文中から窺われました。
 子ども達には、牛や馬たちの存在が・・・自然が良い手本なのでしょうね。
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