昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

NHKのど自慢

2006-03-05 17:04:55 | 日々の雑記
 自分のことを取り立ててテレビ人間だとは思わないが、1日の内かなりの時間をテレビに割いている事は確かです。観る番組としては、昔は朝のNHK連続ドラマは、毎朝欠かさずに見たものですが、最近では面白さに欠け暫らく観ていません。だからここ数年NHK民放に拘らず映画や時代劇は別にして、いわゆるテレビドラマの類は一切観ていないし、また各局の朝・昼・晩のワイド番組も性に合わないので、時折り覗き見する程度です。

 長年見続けて来た数少ない長寿番組の一つに、「NHKのど自慢」があり、私はこの番組の大ファンで、これまでに殆ど欠かさずに見て来ました。
但し私の見る方法は、少しばかり変わっていて、決してリアルタイムで見ることはせず、必ず録画で見る事にしているのです。

 その訳は出場者の歌には味が在り、更に面白味に富んで見る者を飽きさせません。この実に多様性に富んだ歌に較べて、ゲスト歌手の歌はプロですから、上手さに於いては出場者の歌に比較すると雲泥の差が在るのは当然のことでしょう。
 しかし生活の匂い一杯の含蓄在る素人の歌には敵いません。面白味に欠けた歌手にははウンザリさせられますから、時間に余裕が在る時でも直接見ることはせずに、敢えて録画して歌手が歌う部分は、見ること無く早送りでとばしてしまいます。

 ただ上手いだけで心に訴えて来るものが無い歌手の歌を聴いて仕舞っては、折角の素人さんの情趣溢れる歌に酔い痴れている余韻が壊されてしまい、本当につまらないものになって仕舞います。

 因みに今日(5日)折角楽しみにしていた「のど自慢」が、残念ながら他の番組に差し替えられて仕舞いました。普段なら怒り心頭で文句の一つでも入れるところなのですが、今日差し替えられた番組がこれまた私の大好きなマラソン中継と云うことで、納得してテレビに齧り付いていた次第です。
 出来る事なら「のど自慢」の方を、時間を繰り下げてでも良いから録画中継してくれたら、NHK万々歳で益々好きに成れるのだが・・・。