昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

新釧路川の河口から

2005-11-08 22:06:54 | 日々の雑記
 立冬とは云いながらも、史上稀に見る暖かさであった昨日に引き続いて、今日もまた朝から晴れ上がり良い日和だった。昨日は午前中一杯雨模様で歩きに出掛けられなかったので、今日は早くから身支度を整えて家を出た。
 歩くコースを色々と思案した結果、近くの河畔を歩くことにした。その場所が近かったので、車でなく直接歩いて向かった。

 今朝の予報で多少の風が有るとのことだったが、河畔に着いても気になるほどのことも無く、海辺の方から吹いてくる風はむしろ心地良いほどだった。犬連れの人の後について、国道などを結ぶ大きな三つの橋と、JR本線の鉄橋下を潜り抜けて河口へ向かった。
 堤防の所々が途切れた砂浜の辺りに、カモメが群がっていたので近付いて見ると、鮭の屍骸が半分砂まみれで転がっていた。折角此処まで溯上って来て遂に力尽きたのだろうか。

 初めは河口を目差して行ける所まで歩くつもりであったが、やがて人が歩いた跡が無くなり、先は草原ばかりの地点で、やはり犬連れの人に倣って引き返すことにした。

 先ずその前に、水平線の彼方を眺めながら両手を広げて深呼吸、身体ごと目一杯に海のオゾンを胸いっぱいに吸って引き返して来た。
                河口に立って深呼吸

                鮭の屍骸に群がるカモメ

                河口より鳥取大橋を望む

                最も新しい(平成15年)・鉄北大橋を望む

            立冬が過ぎたのに・・・深紅のハマナスの実が!