昨20日、久し振りに雨の予報。雨待ち休と、朝からのんびりを決め込んでいた。しかし、空模様は芳しくない。いや、芳し過ぎるのか。うっすら明るい曇り空から、日差しが溢れる時もあるほどに。どうしたのだと、ネット天気予報を時々覗く。小さな傘マークに一喜。雨雲レーダーの画面にヨシヨシ。しかし、結局は、雨なしの1日だった。
11月の声を聞いてから、果たして、雨は降っただろうか。ちゃんとした日記はやめてしまったので、はっきりしたことは言えないが、ほとんど0だろう。畑はカラカラだ。このところ、苗の植え付けのときには、マルチの植え穴に水をかけてからが続いている。玉ねぎの苗を植えるのに、水をやるなど初めてだ、と愚痴を言いながら、連れ合いは作業している。葉物や菜花などの苗も、小さなセル苗なので、心配で水をやってから植え付けている。全く、労力だけは増える畑作業となってしまった。
初秋からは、雨の連続で日照不足に悩んでいた。10月になり、やっと安定した秋の天気かと、畑を頑張ろうと、意気込んだと言うのに、そんな気持ちを萎えさせてしまう、そんな天気だ。
やはり、今の当地域の天気は、今までのようにあたりまえに、季節季節の農作業はできないようになってきているようだ。灌漑施設はなく、小規模な農業は、駆逐されてゆく。そんな運命のようだ。そして、そうなる事は、今の政府の農政や、社会的な食の現況を見ると、案外、すぐ近くまで来ているのではないかと、思えてならない。