畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

感謝

2011-04-01 20:52:20 | 暮らし

4月1日(金)  

四月一日ということもあって、恐る恐るパソコンを起動した。「接続」ボタンは、しっかりと生きていた。久しぶりの「回復」に、コメントをもらって、ご心配いただいたこと、ありがたく思いました。

この10余日、母が、ショートステイから帰り、ずっと家にいたこともあり、朝は、洗濯、食事作り(母には、独自食を作っているから=その方が、何かと気持ち的に楽だから)、と忙しく、日中は、当然、農作業に追われ、読みたい新聞も、ゆっくり読むことができなかった。昼休みや、夜は、テレビの画像に釘付け状態が続いていた。なんとも、落ち着かない日々が、あわただしく過ぎてしまう、そんな感じだった。

地震や津波の被害は目に余るものだが、それは、自然災害。ある意味、この地球上に生きているものとして、避けることはできないことだ。しかし、福島の原発の事故は、起こるべくして起きたものだ。スリーマイルやチェルノブイリと比較して、どうのこうのと云っているが、そんな言い訳をしている間に、放射性物質が、風に乗り、雨に流され、東日本、あまねく広がっている。基準値がどうのと云っても意味はない。まあ、私個人を見てみれば、外的刺激には、鈍感で、鈍い体質ゆえに、少々の放射能など、平気であるが、人それぞれ。基準値の1パーセントであっても、健康を害する人もある。それなのに、机上の理論で、はじき出しただけの数値が独り歩きし始めた。

避難と、農産物の買い控え、安全らしいもの(特に水)の買い溜め、買占めが、パニック的に広まっている。

あえて、云えば、本当に放射性物質に汚染されていないものは、子供達、これから次代を産み育てるであろう若い人たちに譲ろうよ。汚染を受けないであろう安全な場所があるのなら、その場所も、彼らの為に、空けておこうよ。

少なくとも、今報道されているような、野菜や、水道水の汚染なら、私ぐらいの人間なら、10年ほどのちに、癌になる確率が、せいぜい、5~10%ほど増えることになるくらいじゃないのかな。そして、その癌で、死ぬ確率は、何パーセントぐらいだろう。10年後、私は、70歳を超えている。だから、私は、あわてたくない。

私は、今の、電気漬けの生活を、ずっと楽しんできたのだから。

しかし、若い人たち、子供たちは、福島から、出来るだけ離れた方がよいと思う。当分の間は、汚染の心配される、農産物は食べないほうがよいと思う。たとえ、乾パンを食べ続けたとしても。

所で、31日。OCN訪問サポート。そのスタッフは、「神の手」を持っていたのです。私では、どうにもならなかったパソコンに、触れただけで、「接続」ボタンは、生き返りました。

今日の作業。花畑。貯蔵種芋の掘り出し。ヤーコン、ヤマイモ、ショウガ、サツマイモ。ミニショベルで、穴を掘り、種の近くでは、慎重に両手を使い、ここ掘れワンワンで、一日作業。


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