畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

2010-01-13 18:32:30 | 暮らし
1月13日(水)  ときどき 

雨は、夜中のうちに止み、冷え込みもない朝。しかし、風は強く、気温もほとんど上がらない、寒い一日だった。
出荷作業。二人でやり、早く終わるが、あまりの寒さに、外仕事は、止める。長靴に、使い捨てカイロを入れて作業したが、作業場のコンクリート床からの冷えは、尋常ではない。と云うのも、きっと、年齢のせいだろうが。家の中での作業を選び、茶豆の選別を終わらせ、黒豆の選別に。こちらも、良い粒だけを、種取りも行う。つい先ほどまで、熱中し、終わらせた。

所で、連れ合いが、面白いカレンダーを、手に入れてきた。知人のところで、見て、面白いからと、取り寄せてもらったという。
歳時記カレンダーと云って、俳句、お茶、生け花等を、楽しむ方へ、とある。要するに、季節季節の移ろいを、細かく記した、暦だ。二十四節気と、七十二候を、分かり易く説明している。
二十四節気は、知っていたし、載せてある暦も、多い。ニュース等でも、話題に上る。一年を、二十四に分け、その移り変わりを、自然風物の移ろいとして、暦に取り入れたものだ。約、15日ごとに、節気がある。ちなみに、一月は、5日が、小寒だった。
七十二候は、全く知らなかった。これは、節気をさらに三つに分け、5日ごとに、その時候に、特徴的な、自然現象を、当てはめたものだそうだ。当然、こうした暦は、中国から伝わったもので、日本の気候と、合わないものも、多かっただろうが、江戸時代以降に、日本の風土に合わせ、修正したものだそうだ。
暦は、農耕と密接につながり、農事の、適期を知る知恵だったようだが、今や、そうした季節間は、失われつつあり、趣味の世界で、生き残っているのだろうか。
が、とても、面白い。一年を通して、お知らせしてゆこうと思う。
すでに過ぎた、一月の候は、
1日が、雪下出麦(せっかむぎいだす) 雪の下で麦が芽を出すころ
5日が、芹乃栄(せりすなわちさかう) セリが盛んに茂るころ
10日が、水泉動(すいせんうごく)  泉の水が温かみをもつころ
後69候あります。関心のある方、お楽しみに。

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1 コメント

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七十二候 (S.K.)
2010-01-13 20:13:47
楽しみにしています。
今年もどうぞよろしく!
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