畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
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食、農への思い

大豆選別

2010-01-12 17:55:28 | 農作業
1月12日(火) 

予報通り、雨。7時少し前ころより、降り始める。朝は、冷え込みもなく、降り始めの小雨の中も、寒くは感じない。犬の散歩の連れ合い、「防寒着はいらない」。しかし、気温は、上がるどころか、下がってくる。寒い雨の一日となる。
明日の出荷の準備を一時間ほどするが、それ以外は、居間で、ストーブの脇に座り、大豆の選別機となり、一日過ごす。
まず、適当な大きさ(A4位か)の菓子箱(お盆でもよい)を用意する。その箱の中に、脱穀袋の中の大豆を1~2カップ位すくい入れる。そして、箱の底全体に、大豆を広げる(この時、大豆が、全体の8割位になるように、量を調整する)。多すぎるとやり難い。虫食いや、未熟粒、病粒を、拾い出す。一通り、拾い終わったら、箱を揺らして、豆を転がす。天地が返ったり、離れたりして、広い落しが、現れる。良い豆だけが残るように、何回か、繰り返す。良い豆は、殆ど、ふっくらとした、まん丸い粒。箱をゆすると、ころころ転がる。全体が、スムーズに転がると、ほぼ完了だ。良い豆を、保存袋に移す。
これが一工程だ。目をしっかり見開き、悪い豆を、一粒づつ、指先で、拾っていく。根気のいる、繰り返し作業だ。私の、最も苦手とする作業だ。しかし、必要に迫られ、覚悟を決めて、やり始めると、はまってしまうのも事実。乗ってくると、もう一回、もう一回と、後を引いてしまう。
今回も、はじめてしまったので、ついでだからと、茶豆の、極良粒だけを拾い、来年の種取りも、やってしまった。
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