畑のつぶやき

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外ネコたち

2022-06-22 20:45:00 | 猫、犬
我が家の外ネコたちは、🐈、現在は四匹だ。チャチャはミケの長毛でもう10歳を超えている。唯一のわたしたちが自ら連れてきたネコで、ちょっと離れた近隣市の産。他の三匹は捨てられネコ。捨てたのは人ではない。こんなことが本当にあるのかと思われるかもしれないが、事実、本当の事だ。捨てたのは、母ネコなのだ。
母ネコの真意が捨てることかどうかはわからないが、わたしたちのみるところ、育てることを放棄し、我が家の外猫たちの仲間に、強制的に入れたのは事実である。三匹が一緒ではなく、それぞれ都度のこと。茶ブチのマルは5歳を超えているか。 小柄の牝猫で顔がまん丸。ただ、私は、タマチャンと呼んでいる。ついで、薄色ミケのモモは、マルのちょっと後に捨てられた。最後の一匹はチャネコで、我が家では唯一のオス猫。ソロソロ一才になる頃だ。
我が家の近隣に、とても子育て上手な雌猫がいた。今、その猫がいるかどうかわからないが、少なくとも、母、娘、二代に渡り、地域猫を産み育ててきた。隣近所、数軒で餌をもらいながら生きている野良だとおもう。微妙な距離感で人たちと関わり、血を残し、その子たちを人に育てさせ、自らは、決して人に媚び擦り寄らない母猫だった。生まれた子猫は、子供が多い隣の玄関脇と、我が家の外猫たちの食事場の作業場につれてくる。
野良猫の子猫は、とても警戒感が強い。私たちの気配を察すると、パッと逃げ隠れる。そのように、母猫が躾ける。母子で作業場の餌を盗み食いしながら、物陰で育児する。そして、歯が生えそろう乳離れ時、物陰からは母猫だけがいなくなる。時々は様子を見に来るが、ついてこようとするね猫たちには、歯をむき出して唸り、捨てて行く。残された子猫たちは、わがやのえさでいきてゆくしかなくなる。しかし、相変わらず、人の顔を見ると逃げる猫として。
しょうがないから、私たちは、じかんをかけて、少しづつ慣らして行くことになる。だって、人の顔を見ながら、餌だけ食べるネコなんて、かわいくも、面白くもないから。
こうして、我が家の外猫軍団は出来上がった。

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