畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

獣害

2013-08-02 19:28:59 | 農作業

8月2日(金)  

今日は、涼しいぐらいの曇り。それでも、やはり夏だ。身体を動かすと汗ばむ。午前中は、機械の整備、部品交換など。

昼上がりの、連れ合いが、バケツを手に、「これを見て」という。何かと見ると、バケツの中はトマトだ。「ほら!」と手に取ったトマトは、半分ほどかじられている。バケツの中には、真っ赤に熟したトマトが、十数個。「これ全部、かじられてるの」

キョンによる食害は、ずっと続いていた。耕作放棄の、草むらになっている南側と、ズッキーニ畑は、防獣ネットを巡らしてあるが、果菜類全体については、様子を見ようと云うことになっていた。ナス、キュウリ等は、毎日10個ほどは喰われていたが、量的に、十分取れているので、出荷には支障がなかった。しかし、これまでの被害の連続を見ると、今後も続くだろうし、害が少なくなることはなさそうだ。逆に、収穫の方は、今がピークなので、これからは少なくなってゆく。相対的に、被害の割合は、多くなる。防御することに決める。

午後は、予定を変更し、ホームセンターで、防獣ネットを購入し、資材を持って畑に向う。西側は、アーチにキュウリネットを張ってあるので、そこから中に侵入することはできない。外側のキュウリが害を受けるのは、諦める。その隣が、サツマイモなので、ネットを張るのは、面倒だし、その後の管理も難しい。東と南に、防獣ネットを張るとと、畑をぐるりと、ねっとで囲むことになる。飛び越えたり、下から潜り込めば別だが、普通には、畑の中にはいれなくなる。鹿や、猪、タヌキには効果はない囲みだが、キョンが、飛び越えたり、潜りこむと云う話は、今のところ聞いていない。

夕方、一通り、完成。これで被害は、防げるか。とにかく、様子を見よう。

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