畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

寒春

2010-04-14 19:25:04 | 農作業
4月14日(水)  いちじ 

今日も、予報ほどは晴れない。少し薄日が差す程度。しかし、日中は暖か。夕方から、急に北風が冷たく、冷えてくる。
どうも、今年の冬の天候は変だなと感じる。実際のデーター的なことは知らないが。冬晴れが少なく、曇りや、雨の日が多く感じた。雨量も多かったと思う。田んぼ作業で、土が乾くことが、少なかった。極端に冷え込むことは少なかったが、寒い日が多かった。3月、4月になってからも、寒い日が多い。例年も、冷え込み、遅霜や、氷の張るような日も、あるにはある。今年は、周期的に、寒い日が繰り返す。初夏の気温から、真冬の気温へ。
明日も冬へ逆戻り。10℃に達しない気温の予報だ。そして、冷たい雨。要するに、最高気温の低い日が多いと、感じるのだが。
当地、田植えが始まり、早い人は、10日前に植えるが、10日を過ぎたころからは、あちこちの田んぼが、にぎわい始めてくる。今日も、何台もの田植え機が、田んぼの中を忙しく走っていた。まだ、幼い苗。今まで、ハウス内の暖かい環境で、育ってきたのに、露天の田んぼに、移されたとたんに、真冬の気温にさらされる。ストレスや、いかばかりか。
田の道を走りながら、目に入る北風に震える細い葉を見るに、「がんばれ!」と、心の中で、呟いている。
ちなみに、私たちは、20日過ぎくらいからの、田植えとなる。

水田の元肥。粒状肥料を、背負い動力散布機で、撒く。30aほど。昼上がりには、シャツを変えるほど、汗ばむ。
午後は、畑。これから、いろいろ作付ける所の、ロータリー耕。冬野菜の残渣を、すき込んであるので、3回目の耕起。だいぶ、分解している。