畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

だい

2008-05-02 19:39:46 | 暮らし
5月2日  降ったり止んだり

雨音で目が覚める。まだ暗い4時頃だ。今日も少しゆっくり起きようと、再び眠りの世界へ。今度は、「おはようございます」の声で目を覚ます。6時少し前だ。下着のままで出てゆくと、隣組の人たち二人。あっこれは、と思うと、案の定。隣組の一軒で、おばあさんが昨晩亡くなり、葬儀の相談を一時からやりたいので、よろしくとのこと。数日前に、歩いているのを見かけていたので、びっくりする。昨晩遅く、風呂に入っていて、突然の死だったという。
ここでは、隣組を「だい(台だと思う)」といって、葬儀等の手伝いをする慣わしだ。勝手仲間だ。隣の勝手仲間は穴場といって、お互い協力し合う。
以前は、葬儀などの食事や、精進落しなどは、みな勝手仲間が用意したらしい。今はほとんど、弁当や仕出しを取るので、作業はあまりないが、何かと雑用はある。
穴場仲間は、土葬の頃は、墓場で穴を掘り棺桶を担ぐ役割だったらしい。今はほとんど納骨室のあるお墓なので、その必要はないが、お墓の掃除などをする。またこの辺りの納骨時の習慣の小道具などを用意するのも、彼らの役目だ。
お互いの仲間がそれぞれ、勝手だったり、穴場だったり、助け合う。
で、午後からは葬儀の相談。喪主さんの葬儀予定を聞き、お互いの役割を決めたり、穴場の人たちに、お願いに行ったり。葬儀は4日、我々は朝八時前からの始動になる。

午前中は、苗代ハウスを片付け終え、耕起する。

庭の花 ひるつきみそう


コメント
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