畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

2008-05-04 20:46:32 | 暮らし
5月4日 

曇り空、薄日、霧雨、と今日も続く。
7時30分集合で、葬儀の一日が始まる。8時前、穴場の人たちが集まる。彼らにお茶を出し、よろしくお願いします。穴場の人たちは、一組はお墓の掃除に。一組は竹と藁で納骨時の小道具を作る。
我々は、豆腐とおから、油揚げを買ってきて、ひややっことからなますをつくる。
からなますとは、ニンジン、ネギ、油揚げを入れた、おからのなますあえだ。この地方の葬儀には必ず添えられる一品だ。みじん切りにした具をたっぷりの甘酢でしめ、おからを入れてよく練って作る。(結構美味しく食べられる)
この二品を作り、お酒といっしょにお墓まで届ける。一杯やり、清めながら、穴掘りをおねがいしますとの、意味だろう。
この間に告別式は、斎場で行われ、火葬にふされ、2時半頃に帰ってくる。野辺送りの念仏の中、お骨を運ぶ行列が、庭を回り出発する。念仏は、勝手仲間、穴場の女性たちの役割。連れ合いも、午後から葬儀に参加。
お墓に着き、墓念仏の中、納骨、そして最後の別れ、参列者一人一人が、お線香を上げ、無事に葬儀は終わる。
勝手仲間は、その後の精進落しに加わり、5時頃に帰宅。長い一日が終わる。

庭の花 マーガレットの一種


コメント
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