ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

3797    阪急電車 片道2分足らずのボランティア

2014-04-25 18:08:11 | Weblog
4月24日(木)

10時過ぎからy医院へ。
例の宝塚コロッケの前を通るが、発売時刻がますます限定され
1回目が10時半~1時半。
2回目が4時~6時半となっている。
なかなかの殿様商売だが、こんな人気になるとは誰が想像できただろう。
まさに急転直下である

y医院へ着き、血圧を測ってもらう間
「このあいだ外でお見かけしたんですけど」
「先生、背が高いんですねー」 と切りだす。

「うん。 高いよ」
「186くらいかな?」
「小学生の頃からずっと高かった」

ご両親のどちらも高かったとのこと、やっぱり遺伝なんですねというと
「むかしからタケノコばっかり食っとったからなあ」

先生にはゼヒ 「タケノコで大きく育てよう!! Y崎式タケノコ身長療法」 を出版していただきたい


午後から、コーナン、ラッキー、精米所とまわる。
車内は暑く、窓を全開にする。
道路わきのハナミズキも全て満開だ。
ヒートテックはさすがにもういらないだろう。

この日はピピアの入門教室。
夕飯は、ブタ肉と竹の子の炒めもの+竹の子ご飯+オデン。

私の身長は158か9だけど、いつもペタンコ靴なので、できればあと3センチぐらい欲しいなあ


4月25日(金)

朝方はまだ肌寒く水道の水も冷たいのだが、昼近くから徐々に暖かくなる。
11時からホテルHの担当さんがみえ、最終の打ち合わせ。
主賓登場どきの音楽が、いつも思っているタイミングと違うので、今年は私がドアのそばで待機して合図を送ることにする。
軽く考えていたのだが、こういうこともやっぱり当日のリハーサルをするらしい(ああ、今からドキドキ

そのあと、金太郎は窓辺で、クロはタイマーをかけて庭で10分間のひなたぼっこ(それ以上だとハアハアして危険)

ビスタに替えてから、文字打ちのとき、すぐに「かな変換」が「英字変換」になりイライラの連続だったが
きょう、画面上にタスクバーを出すことで解決。
単純なことだが、これでまたひとつ気持ちがラクになった。
ついでにボリューム調整もできるようになり(今までどこをいじればいいか分からなかった)、「一粒で2度オイシイ」気分



4月26日(土)

月末のグループレッスン日だが、あらかじめ欠席という子もいて
(きょうはだれも来ないかなー?)
(来ないんだったら天気もいいし、散歩に出ようかな) と思っているところにmちゃんが来た。

(あー、ゼロでなくてよかった

二人っきりだったので、プリントのあと『ヘビーローテーション♪』を合わせたかったのだが
時間切れで残念。
そういえば、最近は流行歌(古い表現だな)を勉強していない。
年末に向かって、そろそろ仕込みにかからねば


将棋の方は女性の見学者が2名。
ひとりの方から電話があり、「今、パセオのとこなんですけど」 とのことでスグに飛び出すが
どこにも見当たらない。
同じとこを行ったり来たりしていると、駅そばで甘夏を売ってるおじさんからフシギそうに見られる。
疲れてしまったのでいったん帰宅すると同時に2度目の電話がはいり、今度は無事に落ち合えた。
私の説明が悪く、宝塚方面へ向かって歩いていたらしい。
暑い中、申しわけありませんでした

お昼ご飯のあと
愛媛母から頼まれていた宝塚ドーナツを買いに行く。
阪急百貨店の改装後、いつも利用していた店舗が無くなってしまったので
南口の宝塚ホテルへ。
いい天気なので歩いていく。

武庫川町から大橋へ抜ける狭い一帯は、むかしから独特の寂れ感があり大好きだったのだが
きょう歩くと、またいっそう変わっていた。
でも、それほどケバい店もなく、ちょっとこじゃれた漢方薬屋さんやカフェ、
小さなステーキ屋さんが4,5軒、静かな佇まいで並んでいる。
でも、「ゴットン」 が無くなってたのはちょっとショックだった(入ったことはないが看板が好きだった)


大橋を歩く途中、ブラックジャックのタイルを発見。
こういうさりげない演出は、とてもいいことだと思う。

ドーナツの発送を頼んだあと楽器店へ。
セロリさんのブルグミュラーが出ていた。
他の楽譜をいろいろ見ていると、背後でレッスン室のあく音が聞こえ
なにかの体験教室が終わったらしきオバアサンと受付のお姉さんの対話が聞こえてくる。

「どうでした? 楽しかったですか?」
「いやあ・・・内容はよかったんやけど、ここへ来るまでが遠くて遠くて」
「こんなに遠いとことは思わなくってねえ」


「そうですか。 で、授業の方はどうでした? ちょっとむずかしかったですか?」

「いえ、やればできるんですけどね(きっぱり!)」
「まあとにかく場所が遠すぎて・・・・これで休んでばっかりやったら、お金だけ払って意味ないですもんねえ」
「やればできるんですよ。 ええ、やれば絶対にできます」

しばらく、この 「遠すぎる」 と 「やればできる」 で、オバアサンの一方的千日手模様だったが、
受付のお姉さんも上手に終盤へと導き、一週間後に返事の電話をいれるということで一件落着。
オバアサンが出ていく気配を察してから私もレジへ行き、店を出る。

帰りも歩こうかどうしようか迷ったが、恐らく大橋を渡り終えたあたりで力尽きそうな気がして電車で帰ることに。

宝塚行きホームのベンチに座って楽譜を見ていると、白い髪の小柄なオバアサンがやってきて
私のすぐそばに座った。
(ん? もしかしてさっきのオバアサンでは??)

すると、いきなり向こうから声をかけられる。

「川西能勢口へ行くのはここから乗ればいいんですか?」


(この声! やっぱりそーだっ)

能勢口なら次の宝塚で降りて乗り換えればいいですよと答えたあと
「あの、つかぬことを伺いますが・・・さっき楽器店にいらっしゃいましたよね?」 と切りだす。
すると、こちらの言うことは無視して
「もうねぇ、ここまで来るのが遠くて遠くて・・・・なにがなんだかちっとも分からなくて」
「人に教えてもらいながら来たんやけど、ここまでたどり着くのだけでもうグッタリ」

ハア、それは大変ですねーと相槌を打ちながら
こちらも、なんとか聞きたいことをくりかえす。
そのうち、そのオバアサンは、楽器店の<オカリナ教室>の体験を受けに来たことが判明。
「へー! オカリナですか。 いいですね~」 と言うと

「でも、オカリナなんて、だれも知らないでしょ」 と言うので

「えっ、そんなことないですよ」
「私もオカリナはすごく興味があって、習いにいきたいなーって、よく思いますよ」


「でも、私のまわりは、そんなん知らんっていう人ばっかりで・・・そんな、みんなが知らんもんやってもツマンナイでしょ?」

誰が知ってる知らないはあまり関係ないと思うのだが
この人にとっては、そこのところが重要らしい。

「うーん、そうですね」
「オカリナって言葉自体は知ってても、実際に見たり聴いたりする人は少ないかもしれないですね」


「そーでしょ?? 私のまわりは 「オカリナ? なにそれ」って人たちばっかりですよ」
「そんなのやっても、あんまり意味ないでしょ」


「あー、それはちょっと寂しいですね」
「でも、オカリナの響きって、すごいキレイですよね」
「小さいからどんな場所でも吹けるし、バッグに入れてどこでも持って行けるし・・・すごくイイんじゃないかなー!」


「まあたしかにそうだけど・・・でも、だーれも知らないからね」


オカリナについてこれ以上話しても不毛なので黙っていると
次は能勢口までの行き方について聞かれる。
今度ここに来る電車に乗って、次の終点宝塚で降りて、それから向かいのホームの大阪行きに乗るんですよと何度もいうが
なんか一向に理解しようとしない。

「アナタみたいにね、皆さんとっても親切に教えて下さるんだけど、実際行ってみると何がなんだかちっとも分からなくて」

聞けば、能勢口からさらにバスに乗り、山の上のデイケアまで帰るという。
歳の頃は70代半ば。
たしかに足もともヨロヨロしているし、これじゃ大変だろう。
考えた末、バッグからノートを出して
<宝塚→清荒神→めふ神社→中山観音→山本→ひばりがおかはなやしき→川西能勢口> と書く。
宝塚と能勢口をマルで囲み、そのページをビリッと破ってオバアサンに渡しながら
「もうすぐここに来る電車で、次の「宝塚」まで行きます。 そのあと大阪行きの電車に乗り換えて、6つめの駅が「川西能勢口」ですよ」
駅名を指しながら言うと、半分ほど理解してくれたようだ。
「私も清荒神まで行くので、宝塚から一緒の電車に乗るから大丈夫ですよ」

するとオバアサンはやっと笑顔になって

「ああ、これなら分かりやすい」
「アナタも川西能勢口まで一緒に行ってくれるんですね

「いや、私はここの清荒神(と指さしながら)に家があるので降りるんですけど。
 私が降りたあとも、ここに書いたとおり、めふ、中山、山本、ひばりがおか、そして能勢口に行くので、これを見ながら車内アナウンス聞いてたら大丈夫ですよ」


と、そんな感じで言い終わったところに電車がやってきた。
ここの駅は電車とホームの間が結構あいていて、ふつうの人でも気をつけないと危ない。
「ここ、足を大きく開かないとアブナイですからね!」 と言いながら先に乗り込むが
ひょいと後ろを振り返ると、まだホームの白線のところでモタモタしている。
あわてて電車から降り、ドアに片足をはさみながらオバアサンの手をつかんで引っぱりこむ。
車内は混んでいたが、おぼつかない足取りのオバアサンをみて
座っていた女性から、「こちらへどうぞ」 と私が声をかけられる。
「あ、スイマセン」
「じゃあ、こっちへ座らせてもらって・・」 と、見た目はすっかり娘か付き添いボランティア。

宝塚へ着いて手を引いて降り、大阪行きに乗り換える。
お互い特に会話もなく、駅名を書いたノートの切れっぱしを熱心に眺めるオバアサン。
そのうち電車が出発。
清荒神が近づいてきたので
「私、次で降りますけど、電車はこのとおりに停まりますからね」
「川西は人がいっぱい乗り降りするから間違うことはないと思いますよ」 というと

「ああ、アナタは清荒神で降りるのね」
「清荒神って、聞いたことはあるわねえ」

「そうですか」
「清荒神はいいとこですよ」
「機会があったらゼヒ一度来てください」


『阪急電車、片道15分の奇跡』ならぬ 『阪急電車、片道2分足らずのボランティア』であった。





夕飯のあとは大スポを買い、Mバーガーで明日の競馬予想。
馬柱を見るのは楽しいが、もうそろそろ当たって欲しい。
今回のマイラーズカップは、フィエロとエキストランドが甲乙つけられないので
めったにしない2頭軸3連複フォーメーションで。
ヒモは4,6,7,8,11。
1番魅力なのはワールドエースの単勝だが、今回シュタルケというあまり知らない外人騎手なのと
フィエロの武豊が前走乗っていたということで、さすがにムリそうな気がする。

早めにお風呂へはいって競馬コンシェルジュを見ると
須田鷹雄がワールドエースを本命にしていた。
しかし、このところ全くといっていいほど当たってない須田鷹雄なので
これは外して正解か。


疲れたのできょうはここまで。

ちなみに、フローラS(BENさんの行きつけ店と同名の馬(デルフィーノ)からサングレアル(岩田)とマジックタイム(後藤)へのワイド2点)と
ほとんど手を出さない福島(中央テレビ杯)の馬連はダメだったが
マイルCSのみ、なんとか獲れた。
少額だが、当たるとやっぱりうれしい


長くなったのでおわり


コメント (5)
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