きのう(9日)のブログ。
オフ日だったのでドライブへ。
ちょっと寒いがまずまずの天気だ。
高速へ乗り(高速と言えば、本四道路の別建て料金(上限3千円の割高設定)には呆れる)
赤松PAでオニギリを食べ、行き先を福崎に決定。
かなり寒く、大型バスから降りる観光客はみんなガタガタ震えていた。
福崎へ到着。
もちむぎ館へ入る前に、ちょっとだけ辺りを散策する。
レンゲの咲くやわらかい青草を踏んで裏手へまわると、辻川界隈の古い町並みに出る。
低い土塀の続く三木家。
プラスチックケースの積まれた岩本しょうゆ店。
そのとなりの、くすんだ緑の味のある建物が旧辻川郵便局。
もう少し行くと、“柳田國男生誕の地” があり、大通り沿いギリギリまで歩くと松岡百貨店という古いよろずやさんがあった。
軒先にナワトビがぶら下がり、野菜の種などを売っている。
どうしても入りたくなり、“はやどり小松菜” の種袋をつかんで木枠の引き戸をガラガラと開ける。
うす暗い店内に80ぐらいのおじいさんがいて、すぐに立って近づいてきた。
本当は色々と物色したかったのだがムリそうだ。
仕方なく、そばのプラスチックケースから、バラ売りの小さなキャラメルやコーラ飴を5,6個つかんで種と一緒に買う。
全部で250円だった。
その後もちむぎ館へ戻り、Nが限定30色の定食、私は冷やし5種麺を注文。
食べるうちにどんどん寒くなってきて、温かいもちむぎ麺にするんだっと大後悔。
みやげものコーナーで、もちむぎせんべいと、生クリーム入りのもちむぎ小判を買う。
☆ もちむぎ
大麦の一種でモチ性がある。
小麦に比べ高タンパク高ミネラル。
コレステロール値を下げる働きが確認されている。
そのあと柳田國男生家へ。
以前来たときはかなり暑かった。
「日本一小さな家」 と柳田國男自らが呼んだ小さな茅葺き屋根を満開のサクラが縁取る。
「この家の小ささという運命から 私の民俗学の志も源を発したといってもよい」
とつぜん吹きおろす強い風。
あっと息を呑むような花吹雪の中、ヒヨドリの甲高い声が響き渡った。
周辺には鈴の森神社がひっそりと建ち、柳田少年が登ったという太いヤマモモの木がある。
7月になれば、ガキ大将にとられて食べることのできなかったという甘酸っぱいヤマモモの実が生るのだろうか。
「うぶすなの森のやまももこま狗は なつかしきかなもの言わねども(柳田國男)」
幸運になれるという三つ葉の松葉を拾い、そばのアズマヤに腰かけて、先ほど買ったもちむぎ小判を食べる(メチャおいしい)
そのあと柳田國男記念館へ入る。
民俗学は興味のあるジャンルだが、いつも入り口手前でひるんでしまうのだ。
2階入り口に貼られた “蝸牛考” の一覧表がおもしろい。
カタツムリでも、日本各地でこんなにたくさんの呼び名があるとは驚いた。
この蝸牛考から、言葉が近畿から地方へ伝播していったことが明らかにされ、その末に方言周圏論が生まれたという。
もうひとつの神崎郡記念館には自由に弾ける足踏みオルガンがあった。
『ふるさと』 の楽譜が置いてあったのでNに弾いてごらんというと、ものすごくヘタで頭にきた
それからクルマに乗って神積寺(じんしゃくじ)へ。
道路沿いに濃いピンクのしゃくなげが咲いていた。
そのあと岩尾神社へ。
コポコポと流れる小川にかかる小さな石橋が印象的だ。
カラスノエンドウ、オオイヌノフグリ、タンポポ。
「あっちにアブラナがあるから嗅いできてごらんよ」 というと、ものすごい顔をしていた。
そばには、鬼のイラストの描かれた、おにおいばしがある。
こちらは新しく作られたばかりのようだった。
4時半に帰宅。
夕飯のあとちょっとゆっくりして9時頃からHIROへ。
寝る前に 「こぶとりじいさん」 「やまなしとり」 「ゆうれい飴」 をyoutubeで見る。
ゆうれい飴、泣けてしまいます・・・・・。
ゆうれい飴
おわり
オフ日だったのでドライブへ。
ちょっと寒いがまずまずの天気だ。
高速へ乗り(高速と言えば、本四道路の別建て料金(上限3千円の割高設定)には呆れる)
赤松PAでオニギリを食べ、行き先を福崎に決定。
かなり寒く、大型バスから降りる観光客はみんなガタガタ震えていた。
福崎へ到着。
もちむぎ館へ入る前に、ちょっとだけ辺りを散策する。
レンゲの咲くやわらかい青草を踏んで裏手へまわると、辻川界隈の古い町並みに出る。
低い土塀の続く三木家。
プラスチックケースの積まれた岩本しょうゆ店。
そのとなりの、くすんだ緑の味のある建物が旧辻川郵便局。
もう少し行くと、“柳田國男生誕の地” があり、大通り沿いギリギリまで歩くと松岡百貨店という古いよろずやさんがあった。
軒先にナワトビがぶら下がり、野菜の種などを売っている。
どうしても入りたくなり、“はやどり小松菜” の種袋をつかんで木枠の引き戸をガラガラと開ける。
うす暗い店内に80ぐらいのおじいさんがいて、すぐに立って近づいてきた。
本当は色々と物色したかったのだがムリそうだ。
仕方なく、そばのプラスチックケースから、バラ売りの小さなキャラメルやコーラ飴を5,6個つかんで種と一緒に買う。
全部で250円だった。
その後もちむぎ館へ戻り、Nが限定30色の定食、私は冷やし5種麺を注文。
食べるうちにどんどん寒くなってきて、温かいもちむぎ麺にするんだっと大後悔。
みやげものコーナーで、もちむぎせんべいと、生クリーム入りのもちむぎ小判を買う。
☆ もちむぎ
大麦の一種でモチ性がある。
小麦に比べ高タンパク高ミネラル。
コレステロール値を下げる働きが確認されている。
そのあと柳田國男生家へ。
以前来たときはかなり暑かった。
「日本一小さな家」 と柳田國男自らが呼んだ小さな茅葺き屋根を満開のサクラが縁取る。
「この家の小ささという運命から 私の民俗学の志も源を発したといってもよい」
とつぜん吹きおろす強い風。
あっと息を呑むような花吹雪の中、ヒヨドリの甲高い声が響き渡った。
周辺には鈴の森神社がひっそりと建ち、柳田少年が登ったという太いヤマモモの木がある。
7月になれば、ガキ大将にとられて食べることのできなかったという甘酸っぱいヤマモモの実が生るのだろうか。
「うぶすなの森のやまももこま狗は なつかしきかなもの言わねども(柳田國男)」
幸運になれるという三つ葉の松葉を拾い、そばのアズマヤに腰かけて、先ほど買ったもちむぎ小判を食べる(メチャおいしい)
そのあと柳田國男記念館へ入る。
民俗学は興味のあるジャンルだが、いつも入り口手前でひるんでしまうのだ。
2階入り口に貼られた “蝸牛考” の一覧表がおもしろい。
カタツムリでも、日本各地でこんなにたくさんの呼び名があるとは驚いた。
この蝸牛考から、言葉が近畿から地方へ伝播していったことが明らかにされ、その末に方言周圏論が生まれたという。
もうひとつの神崎郡記念館には自由に弾ける足踏みオルガンがあった。
『ふるさと』 の楽譜が置いてあったのでNに弾いてごらんというと、ものすごくヘタで頭にきた
それからクルマに乗って神積寺(じんしゃくじ)へ。
道路沿いに濃いピンクのしゃくなげが咲いていた。
そのあと岩尾神社へ。
コポコポと流れる小川にかかる小さな石橋が印象的だ。
カラスノエンドウ、オオイヌノフグリ、タンポポ。
「あっちにアブラナがあるから嗅いできてごらんよ」 というと、ものすごい顔をしていた。
そばには、鬼のイラストの描かれた、おにおいばしがある。
こちらは新しく作られたばかりのようだった。
4時半に帰宅。
夕飯のあとちょっとゆっくりして9時頃からHIROへ。
寝る前に 「こぶとりじいさん」 「やまなしとり」 「ゆうれい飴」 をyoutubeで見る。
ゆうれい飴、泣けてしまいます・・・・・。
ゆうれい飴
おわり