ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

1067      土用の丑

2008-07-24 01:41:53 | Weblog
※ 私の ‘ブログ通信簿’ 
  なんか冴えないなあ。
ブログ年齢というのもよく解からないが、Nは11歳らしい。
  クリック♪


このところずっと晴天続き。
猛暑にグッタリとした草花、白くバリバリに乾いた地面、焼けたアスファルト、埃っぽい看板・・・・
強い日差しの中で、何もかもがカラカラに乾いて見える。

きょうは土用の丑。
昨夜ネットで見つけ電話予約を入れておいた 『うなぎ処 きし』 へ行くため11過ぎに家を出発。
電車で 『雲雀丘花屋敷(ひばりがおかはなやしき)』 まで行き、西口から出る。
お店の場所はネットの地図で何度も確認していた。
「線路の向こう側だから、この地下道を通るんだね」

ところが、出たところは狭い住宅街。

「ええ? こんなとこ?」
「おかしいなぁ。 駅前ビル1階って書いてあったから、違うのかなあ」
地下道をUターンして西口へ戻る。

「この通りと違うの?」
「いーや、ここじゃないよ。 もっと、○○鍼灸院とかゴチャゴチャ店舗の入ってるビルだよ」
「そんなんどこにあるの」
「だから線路の向こう側なんだってば!(暑くてイライラしてる)」
そばでは炎天下の中、道路工事の人達がいっしょうけんめいに働いている。

「もうちょっと歩いたら向こう側に出れるんじゃない?」
20メートルほど行くと左折の道があった。
「ホーラね♪ ここを渡ったところだよ、きっと」

ところが、ひと足先に歩いていたNが振り返って叫ぶ。
「こっちと違うで!」
「え??」
「こっちは学校やで」
早足で行ってみると、そこら一帯は確かに 『雲雀丘学園』 の敷地のようだった。
「おかしいな~。 もっと先なんじゃない?」
「先なんてないで。 ここらは全部学校なんやから」
Nも暑さのせいでイライラしているのだろう。 責めるような口ぶりだ。

「なんかカン違いしてるんと違う?」
「でも地図でみたら線路の向こう側だもん、ゼッタイ」
「ボクはさっき通り過ぎてきた辺りやと思うけどなあ」
「それはゼッタイに違う! ○○鍼灸院とかがあるとこだって何度も言ってるじゃないの」
「じゃあ一体どこにあんの?」
「だから線路の向こう側だってばー!!」
「線路の向こう線路の向こうって、どこにあんの?」
「だから今それを探してるんじゃないのー

険悪なムードになりかけてきた頃、道の向こうから若い女性の3人組がやってきた。
連れ立ってお昼にでも行くような雰囲気だ。
仕方がないので近寄って声をかける。
「あの、すいません。 ここらへんにウナギ屋さんが・・・・」
言いかけるとすぐ、「ああ、うなぎ屋さんならあっちですよ」 と来た方を指差される。
「え? あっちですか??」
そばではNが意地悪そうな顔で鼻をふくらませている。
「そこを右へ曲がってすぐの左手ですよ」
「ハア・・・」
「どうせ一緒の方角ですからどうぞ」
「そうですか、すいません」
女性グループの後ろからトボトボと着いて行く。
「やっぱりな。 駅出た時からこっちやと思っとったわ」
「でもネットでは線路の向こう側だったんだよ」
「また自分の見間違いやろ。 話を聞かない男、地図が読めない女やからなあ」

『話しを聞かない男、地図の読めない女』

『うなぎ処 きし』 はスグにあった。
シュロの植わる、ゆるい上り坂の途中に赤い幕が張られ、‘うなぎ処 きし’‘創業230年 本家トリハル’ と書いてある。
ちょうど予約時刻の12時だったので 「やれやれ」 と思いつつ早速入った。

店内は思っていたよりも狭く、カウンターのみで10席ほど(奥に小さな座敷もあるらしい)
メニューを見て2人とも鰻丼に決める(Nは大、私は中)
目の前には日本酒のびんが並び、『ダバダ火振』 という珍しい名前の焼酎があった。
うしろの壁には力士の手形が額に入れて飾ってある。
‘翔’という字を真ん中に、若乃花、貴乃花、曙・・・あとは読めなかったが、そうそうたるメンバーだ(Nはなぜか見ようとしない)
目の前のカウンターでは3人の女性が忙しく立ち働いている。
「○○先生の蒲焼、焼き始めます。 お吸い物の準備よろしくっ!」
頭にバンダナを巻き、背中に‘健闘’と書かれたTシャツを着こんだ女将さんの声が響く。
ウナギネコのイラストTシャツのほうは娘さんらしい。
目の前では、和歌山の備長炭で焼き上げられるウナギの白いケムリが上る。
いかにもウナギ屋さんという風情、いいニオイだ。
時おり、「はい、お漬物はモリさんね」 「蒲焼、小は○○先生。 大と中はモリさんです」 カウンターの中で指図する女将さんの声が絶え間なく響く。
ここへ来るのは初めてだが、こうして自分達の名前を呼ばれると妙な親近感が湧いてくる。
時おり、予約していた蒲焼を受け取りに近所の人が現われ、カウンターの中は大忙し。
きょうはどこのウナギ屋さんもこうなんだろうなあ。

15分ほど待ったところで、ドンブリに入った蒲焼と肝吸いが到着。
木の芽をあしらった蒲焼は、タレにまみれず、キレイな焦げ目を見せている。
息をつめてパクリ。
かた過ぎず柔らか過ぎず、ちょうどいい具合の焼き加減だ。
タレもしつこくなく、ウナギの味がストレートに味わえる。
そばの男性がテイクアウト用の蒲焼を頼んでいたので、こちらもマネして実家用に一人前作ってもらう。
食べ終わった後の玄米茶も口の中がサッパリして美味しかった。

満足して外へ出ると相変わらず暑い。
電車に乗って清荒神へ戻る。
そのあとは昼寝。

夕方、自治会の福祉協議会の会費を集めに回るが3軒ほど留守。
明日の午前中もう1度回って、また留守ならあきらめよう。
5時からN場くんのご両親が退会のアイサツに見える。

夜は 『渡る世間・・・』
池内淳子はやっぱりキレイだ
クールな和服美人には憧れる。
長子とタキさんが冴えない。 宇津井健はフツウ。


おわり




上記の 『ブログ通信簿』 です。
ブログをお持ちの方、カンタンに出来るので1度試してみては如何でしょう。

ブログ通信簿

コメント (4)
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