※ 私の ‘ブログ通信簿’
なんか冴えないなあ。
ブログ年齢というのもよく解からないが、Nは11歳らしい。
クリック♪
このところずっと晴天続き。
猛暑にグッタリとした草花、白くバリバリに乾いた地面、焼けたアスファルト、埃っぽい看板・・・・
強い日差しの中で、何もかもがカラカラに乾いて見える。
きょうは土用の丑。
昨夜ネットで見つけ電話予約を入れておいた 『うなぎ処 きし』 へ行くため11過ぎに家を出発。
電車で 『雲雀丘花屋敷(ひばりがおかはなやしき)』 まで行き、西口から出る。
お店の場所はネットの地図で何度も確認していた。
「線路の向こう側だから、この地下道を通るんだね」
ところが、出たところは狭い住宅街。
「ええ? こんなとこ?」
「おかしいなぁ。 駅前ビル1階って書いてあったから、違うのかなあ」
地下道をUターンして西口へ戻る。
「この通りと違うの?」
「いーや、ここじゃないよ。 もっと、○○鍼灸院とかゴチャゴチャ店舗の入ってるビルだよ」
「そんなんどこにあるの」
「だから線路の向こう側なんだってば!(暑くてイライラしてる)」
そばでは炎天下の中、道路工事の人達がいっしょうけんめいに働いている。
「もうちょっと歩いたら向こう側に出れるんじゃない?」
20メートルほど行くと左折の道があった。
「ホーラね♪ ここを渡ったところだよ、きっと」
ところが、ひと足先に歩いていたNが振り返って叫ぶ。
「こっちと違うで!」
「え??」
「こっちは学校やで」
早足で行ってみると、そこら一帯は確かに 『雲雀丘学園』 の敷地のようだった。
「おかしいな~。 もっと先なんじゃない?」
「先なんてないで。 ここらは全部学校なんやから」
Nも暑さのせいでイライラしているのだろう。 責めるような口ぶりだ。
「なんかカン違いしてるんと違う?」
「でも地図でみたら線路の向こう側だもん、ゼッタイ」
「ボクはさっき通り過ぎてきた辺りやと思うけどなあ」
「それはゼッタイに違う! ○○鍼灸院とかがあるとこだって何度も言ってるじゃないの」
「じゃあ一体どこにあんの?」
「だから線路の向こう側だってばー!!」
「線路の向こう線路の向こうって、どこにあんの?」
「だから今それを探してるんじゃないのー」
険悪なムードになりかけてきた頃、道の向こうから若い女性の3人組がやってきた。
連れ立ってお昼にでも行くような雰囲気だ。
仕方がないので近寄って声をかける。
「あの、すいません。 ここらへんにウナギ屋さんが・・・・」
言いかけるとすぐ、「ああ、うなぎ屋さんならあっちですよ」 と来た方を指差される。
「え? あっちですか??」
そばではNが意地悪そうな顔で鼻をふくらませている。
「そこを右へ曲がってすぐの左手ですよ」
「ハア・・・」
「どうせ一緒の方角ですからどうぞ」
「そうですか、すいません」
女性グループの後ろからトボトボと着いて行く。
「やっぱりな。 駅出た時からこっちやと思っとったわ」
「でもネットでは線路の向こう側だったんだよ」
「また自分の見間違いやろ。 話を聞かない男、地図が読めない女やからなあ」
『話しを聞かない男、地図の読めない女』
『うなぎ処 きし』 はスグにあった。
シュロの植わる、ゆるい上り坂の途中に赤い幕が張られ、‘うなぎ処 きし’‘創業230年 本家トリハル’ と書いてある。
ちょうど予約時刻の12時だったので 「やれやれ」 と思いつつ早速入った。
店内は思っていたよりも狭く、カウンターのみで10席ほど(奥に小さな座敷もあるらしい)
メニューを見て2人とも鰻丼に決める(Nは大、私は中)
目の前には日本酒のびんが並び、『ダバダ火振』 という珍しい名前の焼酎があった。
うしろの壁には力士の手形が額に入れて飾ってある。
‘翔’という字を真ん中に、若乃花、貴乃花、曙・・・あとは読めなかったが、そうそうたるメンバーだ(Nはなぜか見ようとしない)
目の前のカウンターでは3人の女性が忙しく立ち働いている。
「○○先生の蒲焼、焼き始めます。 お吸い物の準備よろしくっ!」
頭にバンダナを巻き、背中に‘健闘’と書かれたTシャツを着こんだ女将さんの声が響く。
ウナギネコのイラストTシャツのほうは娘さんらしい。
目の前では、和歌山の備長炭で焼き上げられるウナギの白いケムリが上る。
いかにもウナギ屋さんという風情、いいニオイだ。
時おり、「はい、お漬物はモリさんね」 「蒲焼、小は○○先生。 大と中はモリさんです」 カウンターの中で指図する女将さんの声が絶え間なく響く。
ここへ来るのは初めてだが、こうして自分達の名前を呼ばれると妙な親近感が湧いてくる。
時おり、予約していた蒲焼を受け取りに近所の人が現われ、カウンターの中は大忙し。
きょうはどこのウナギ屋さんもこうなんだろうなあ。
15分ほど待ったところで、ドンブリに入った蒲焼と肝吸いが到着。
木の芽をあしらった蒲焼は、タレにまみれず、キレイな焦げ目を見せている。
息をつめてパクリ。
かた過ぎず柔らか過ぎず、ちょうどいい具合の焼き加減だ。
タレもしつこくなく、ウナギの味がストレートに味わえる。
そばの男性がテイクアウト用の蒲焼を頼んでいたので、こちらもマネして実家用に一人前作ってもらう。
食べ終わった後の玄米茶も口の中がサッパリして美味しかった。
満足して外へ出ると相変わらず暑い。
電車に乗って清荒神へ戻る。
そのあとは昼寝。
夕方、自治会の福祉協議会の会費を集めに回るが3軒ほど留守。
明日の午前中もう1度回って、また留守ならあきらめよう。
5時からN場くんのご両親が退会のアイサツに見える。
夜は 『渡る世間・・・』
池内淳子はやっぱりキレイだ
クールな和服美人には憧れる。
長子とタキさんが冴えない。 宇津井健はフツウ。
おわり
上記の 『ブログ通信簿』 です。
ブログをお持ちの方、カンタンに出来るので1度試してみては如何でしょう。
ブログ通信簿
なんか冴えないなあ。
ブログ年齢というのもよく解からないが、Nは11歳らしい。
クリック♪
このところずっと晴天続き。
猛暑にグッタリとした草花、白くバリバリに乾いた地面、焼けたアスファルト、埃っぽい看板・・・・
強い日差しの中で、何もかもがカラカラに乾いて見える。
きょうは土用の丑。
昨夜ネットで見つけ電話予約を入れておいた 『うなぎ処 きし』 へ行くため11過ぎに家を出発。
電車で 『雲雀丘花屋敷(ひばりがおかはなやしき)』 まで行き、西口から出る。
お店の場所はネットの地図で何度も確認していた。
「線路の向こう側だから、この地下道を通るんだね」
ところが、出たところは狭い住宅街。
「ええ? こんなとこ?」
「おかしいなぁ。 駅前ビル1階って書いてあったから、違うのかなあ」
地下道をUターンして西口へ戻る。
「この通りと違うの?」
「いーや、ここじゃないよ。 もっと、○○鍼灸院とかゴチャゴチャ店舗の入ってるビルだよ」
「そんなんどこにあるの」
「だから線路の向こう側なんだってば!(暑くてイライラしてる)」
そばでは炎天下の中、道路工事の人達がいっしょうけんめいに働いている。
「もうちょっと歩いたら向こう側に出れるんじゃない?」
20メートルほど行くと左折の道があった。
「ホーラね♪ ここを渡ったところだよ、きっと」
ところが、ひと足先に歩いていたNが振り返って叫ぶ。
「こっちと違うで!」
「え??」
「こっちは学校やで」
早足で行ってみると、そこら一帯は確かに 『雲雀丘学園』 の敷地のようだった。
「おかしいな~。 もっと先なんじゃない?」
「先なんてないで。 ここらは全部学校なんやから」
Nも暑さのせいでイライラしているのだろう。 責めるような口ぶりだ。
「なんかカン違いしてるんと違う?」
「でも地図でみたら線路の向こう側だもん、ゼッタイ」
「ボクはさっき通り過ぎてきた辺りやと思うけどなあ」
「それはゼッタイに違う! ○○鍼灸院とかがあるとこだって何度も言ってるじゃないの」
「じゃあ一体どこにあんの?」
「だから線路の向こう側だってばー!!」
「線路の向こう線路の向こうって、どこにあんの?」
「だから今それを探してるんじゃないのー」
険悪なムードになりかけてきた頃、道の向こうから若い女性の3人組がやってきた。
連れ立ってお昼にでも行くような雰囲気だ。
仕方がないので近寄って声をかける。
「あの、すいません。 ここらへんにウナギ屋さんが・・・・」
言いかけるとすぐ、「ああ、うなぎ屋さんならあっちですよ」 と来た方を指差される。
「え? あっちですか??」
そばではNが意地悪そうな顔で鼻をふくらませている。
「そこを右へ曲がってすぐの左手ですよ」
「ハア・・・」
「どうせ一緒の方角ですからどうぞ」
「そうですか、すいません」
女性グループの後ろからトボトボと着いて行く。
「やっぱりな。 駅出た時からこっちやと思っとったわ」
「でもネットでは線路の向こう側だったんだよ」
「また自分の見間違いやろ。 話を聞かない男、地図が読めない女やからなあ」
『話しを聞かない男、地図の読めない女』
『うなぎ処 きし』 はスグにあった。
シュロの植わる、ゆるい上り坂の途中に赤い幕が張られ、‘うなぎ処 きし’‘創業230年 本家トリハル’ と書いてある。
ちょうど予約時刻の12時だったので 「やれやれ」 と思いつつ早速入った。
店内は思っていたよりも狭く、カウンターのみで10席ほど(奥に小さな座敷もあるらしい)
メニューを見て2人とも鰻丼に決める(Nは大、私は中)
目の前には日本酒のびんが並び、『ダバダ火振』 という珍しい名前の焼酎があった。
うしろの壁には力士の手形が額に入れて飾ってある。
‘翔’という字を真ん中に、若乃花、貴乃花、曙・・・あとは読めなかったが、そうそうたるメンバーだ(Nはなぜか見ようとしない)
目の前のカウンターでは3人の女性が忙しく立ち働いている。
「○○先生の蒲焼、焼き始めます。 お吸い物の準備よろしくっ!」
頭にバンダナを巻き、背中に‘健闘’と書かれたTシャツを着こんだ女将さんの声が響く。
ウナギネコのイラストTシャツのほうは娘さんらしい。
目の前では、和歌山の備長炭で焼き上げられるウナギの白いケムリが上る。
いかにもウナギ屋さんという風情、いいニオイだ。
時おり、「はい、お漬物はモリさんね」 「蒲焼、小は○○先生。 大と中はモリさんです」 カウンターの中で指図する女将さんの声が絶え間なく響く。
ここへ来るのは初めてだが、こうして自分達の名前を呼ばれると妙な親近感が湧いてくる。
時おり、予約していた蒲焼を受け取りに近所の人が現われ、カウンターの中は大忙し。
きょうはどこのウナギ屋さんもこうなんだろうなあ。
15分ほど待ったところで、ドンブリに入った蒲焼と肝吸いが到着。
木の芽をあしらった蒲焼は、タレにまみれず、キレイな焦げ目を見せている。
息をつめてパクリ。
かた過ぎず柔らか過ぎず、ちょうどいい具合の焼き加減だ。
タレもしつこくなく、ウナギの味がストレートに味わえる。
そばの男性がテイクアウト用の蒲焼を頼んでいたので、こちらもマネして実家用に一人前作ってもらう。
食べ終わった後の玄米茶も口の中がサッパリして美味しかった。
満足して外へ出ると相変わらず暑い。
電車に乗って清荒神へ戻る。
そのあとは昼寝。
夕方、自治会の福祉協議会の会費を集めに回るが3軒ほど留守。
明日の午前中もう1度回って、また留守ならあきらめよう。
5時からN場くんのご両親が退会のアイサツに見える。
夜は 『渡る世間・・・』
池内淳子はやっぱりキレイだ
クールな和服美人には憧れる。
長子とタキさんが冴えない。 宇津井健はフツウ。
おわり
上記の 『ブログ通信簿』 です。
ブログをお持ちの方、カンタンに出来るので1度試してみては如何でしょう。
ブログ通信簿