平和記念公園に立ち寄ったので、7月1日に2年5ヵ月ぶりに改修を終えて再開されたレストハウスを訪ね、館内を見学しました。1階には観光案内所とレストハウスショップが置かれ、2階は休憩・喫茶ホール、3階と地階が展示室となっていました。この日は展示スペースの3階と地階を見て回りました。各階で爆風で損傷した建物の部分を見ることも出来ました。〔8月3日(月)〕
↓ 改修工事を終えて再開された平和記念公園レストハウスです。1929年(昭和4年)に大正呉服店として建築され、戦争中の1944年(昭和19年)広島県燃料配給統制組合の燃料開館となり、1945年(昭和20年)8月6日に原爆投下に遭いました。
↓ 3階の展示室です。この建物にある中島地区の移り変わりやレストハウスの歴史を振り返る写真などが展示されています。
↓ 3階には「中島地区の成り立ちと歴史」「被爆前の中島地区のにぎわい」「建物の歴史」「未来への発信・継承」の4つの展示コーナーが設けられていました。
↓ 中島地区の町並みの復元模型です。かつて平和記念資料館で展示されたいたもののようです。
↓ レストハウス3階から見た現在の元安橋の様子です。
↓ 被爆当時のまま残っていた地階には建物内で唯一の生存者であった野村英三氏の手記や被爆当時の様子を描いた絵、被爆直後の燃料会館の写真などが展示されています。
↓ 被爆当時のまま保存された地階の壁や柱や梁の様子を見ることが出来ました。
↓ この日も原爆ドーム周辺への人出は疎らでした。