二川キャンプ場に立ち寄れば、その次は当然に隣の霧ヶ谷湿原を歩くことになります。7月11日(土)に霧に巻かれた湿原を訪ねた時には夏の花々が咲き始め頃でしたが、それから一か月半ほど経ったこの日は晩夏から初秋の趣きの感じられる花々に変っていました。酷暑の続く日々ですが、自然界の季節の歩みは確実なようです。〔8月21日(金)〕
↓ ハンノキ(カバノキ科ハンノキ属)が林立する湿原にススキが姿を現して季節の移ろいが感じられました。
↓ コオニユリ(ユリ科ユリ属)が湿原のあちこちで満開の盛況でした。
↓ ヒヨドリバナ(キク科ヒヨドリバナ属)も満開です。
↓ ビッチュウフウロ(フウロソウ科フウロソウ属)がここでも総勢揃いで満開の状況でした。
↓ ゲンノショウコ(フウロソウ科フウロソウ属)もビッチュウフウロと並んで満開でした。
↓ ミゾソバ(タデ科タデ属)が咲き揃ってきました。
↓ アブラガヤ(カヤツリグサ科アブラガヤ属)が色付き始め季節の移ろいが感じられます。
↓ アブラガヤの先端部で白くて大きな蛾が羽化したようです。オオミズアオ(ヤママユガ科)でしょうか。
↓ キセルアザミ(キク科アザミ属)も多く分布しています。
↓ ハンノキの足元に色付いてきたアブラガヤ、湿原は徐々に秋の趣きに変ってきた感じです。
↓ ハンノキと色付いたアブラガヤが繁る高原の湿原、良い景観です!
↓ ツリフネソウ(ツリフネソウ科ツリフネソウ属)も群落をなして咲いています。
↓ 前回見落としていたミヤコグサ(マメ科ミヤコグサ属)がまだ残っていてくれました。
↓ オオマツヨイグサ(アカバナ科マツヨイグサ属)もまだ咲き残っていました。
↓ キンミズヒキ(バラ科キンミズヒキ属)が続々と咲いてきました。
↓ ヘラオオバコ(オオバコ科オオバコ属)の小さな花の蜜を吸う蜂には驚きました。