修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

熊野神社と境内を飾る晩夏の花々

2020-08-27 00:43:19 | 散歩道

 久し振りに備北に出掛けました。先ずは老杉繁る熊野神社にカリガネソウなどの晩夏の花々を訪ねました。熊野神社(広島県庄原市西城町熊野)は伊邪那美神の御陵のある比婆山を遥拝するための神社で今も多くの参拝者を迎えています。〔8月26日(水)〕

↓ 樹齢1000年を超える老杉が林立する熊野神社の参道を登り行きます。

↓ 社叢林には11本の広島県が天然記念物に指定した杉があります。そんな老杉の囲まれるようにしてこじんまりとした表門が建っています。

↓ 表門を潜って石段を上がると拝殿があります。

↓ 拝殿の後方の森の中にある「盤境(いわさか)」。天平5年(733年)に熊野神社の前身である比婆大神社が創建されるまで、比婆山御陵の祭儀がここで行われていたと伝えれていると聞きます。

↓ 熊野神社拝殿の後方に森に咲くカリガネソウ(クマツヅラ科カリガネソウ属)に今年も出会えました。

↓ 5枚の花弁があり、うち下側の花弁が舌状になっており模様が入っています。雌蕊、雄蕊ともに亜アンテナ状に伸びた先端にあるとのことです。

↓ カリガネソウは1メートルにも満たない丈の草で、高さ数センチメートルの小さな花をたくさん付けています。

↓ 路傍を彩っていたトチバニンジン(ウコギ科トチバニンジン属)の実!

↓ ヌスビトハギ(マメ科ヌスビトハギ属)の花です。

↓ 参道に構える老杉群。右奥の杉が広島県第2位の巨樹(胸高周囲8.1m)、左手前の杉が広島県第3位の巨樹(胸高周囲7.8m)。

↓ シシウド(せり科シシウド属)が満開!

↓ ツルボ(キジカクシ科ツルボ属)が淑やかに咲いていました。

↓ ゲンノショウコ(フウロソウ科フウロソウ属)とカタバミ(カタバミ科カタバミ属)のコラボ!

コメント
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