修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

比婆山系を歩く~竜王山

2019-09-14 07:02:57 | 山歩き

  初秋の好日、比婆山系を歩きました。先ずは竜王山(1,255.8m)へ。朝の出発時に渋滞に巻き込まれ到着が遅くなったことから車で山頂まで上がりました。ちょっとズルい楽ちん登山となりました。初秋の花々が可憐に咲く山頂を期待していましたが・・・・、さて!?〔9月9日(月)〕

↓ 竜王山々頂への登山道です! 車道脇の広場に車を置いて歩くこと10分もかからずで、竜王山の山頂に到着します。

 ↓ 二等三角点と方位盤のある竜王山々頂です。

↓ 山頂広場の周辺の草原にはこの時期マツムシソウ、ウメバチソウ、イブキトラノオを始め数多の山野草が咲き乱れている筈ですが、その草原がバッサリと刈り払われて花の姿が消えていました。あの花たちは何処へ行ってしまったのでしょうか!?

 ↓ 刈り払われた草原の縁に咲いていたマツムシソウ(マツムシソウ科マツムシソウ属)は今年のここでは貴重な花でした。

 ↓ 周囲のススキの原に多くのタムラソウ(キク科タムラソウ属)の花が見られました。


↓ 山頂広場から離れた草深い藪の中に咲いていたアキノキリンソウ(キク科アキノキリンソウ属)です。


↓ 同様に深い草原の中に紅一点咲いていたカワラナデシコ(ナデシコ科ナデシコ属)です。

↓ これも深い草原の中で見付けたシュロソウ(ユリ科シュロソウ属)です。もう実を付けていました。

 ↓ 竜王山々頂から見た比婆山連山です。左から池ノ段(1,279.5m)、立烏帽子山(1,299m)、比婆山御陵は立烏帽子山に隠れていて、その先に見えるのは烏帽子山(1,225.1m)でしょうか!

 ↓ 南東方面に横たわる大きな山は毛無山(福田の頭)(1,252.7m)です。左側に井西山(1,186.6m)が覗いています。

↓ 山頂広場を早々に発って熊野神社からの登山道を車道との合流点まで辿りました。その途中でツルリンドウ(リンドウ科ツルリンドウ属)に出会いました。


↓ 竜王山の山頂近くまで伸びてきている車道の終点部はダートの道です。この道沿いがお花畑となっています。

↓ 車道沿いのゲンノショウコ(フウロソウ科フウロソウ属)の群落。


↓ キンミズヒキ(キク科キンミズヒキ属)も黄金色の群落をなして咲いていました。


↓ 最も大きな群落を形成していたのはツリフネソウ(ツリフネソウ科ツリフネソウ属)でした。

 ↓ この日車道沿いで最も瞠目したのはキセルアザミ(キク科アザミ属)の蜜を吸うアサギマダラの姿でした。


 ↓ キセルアザミの群落のあちこちに蜜を吸うアサギマダラの姿がありました。ブナなどの大樹の木陰に咲く群落は蝶たちにとって極上の餌場のようでした。

 ↓ 蜜を吸う姿をちょっとトリミングしてみました!

 ↓ ここは競争相手、競合者を気にする必要がないようで、どの蝶ものんびり、ゆったりと蜜を吸っているようでした。


↓ 大きな樹の林床にサラシナショウマ(キンポウゲ科サラシナショウマ属)の大きな花が咲いていました。

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