今年も山口市阿東町にある十種ヶ峰にヤマシャクヤク(ボタン科ボタン属)を訪ねました。見頃を迎えようかという頃に悪天が続き、やっと戻ってきた好天に大勢の登山者の姿がありました。一昨年、昨年と豊作が続いてきましたが、厳しい気象条件の続いた今年もまたなかなかに良い出来栄えでした。そして山上では多くの旧知の方々との出会いがありました!〔5月2日(木)〕
↓ 樹間から射す陽に照らされて満開のヤマシャクヤクが厳かに咲き開いていました。
↓ 登山口の神角から見上げた十種ヶ峰(988.8m)です。山頂に向かう谷筋に広大なヤマシャクヤクのお花畑が広がっています。
↓ この日最初に出会ったヤマシャクヤクの花です。周囲には開いてから数日経過したものから蕾まで多様な花が見られました。将に見頃という感じでした。
↓ 登山口から約1時間で谷間を埋めるヤマシャクヤクの群落に出会いました。
↓ 見事に花開いたヤマシャクナゲが迎えてくれました!どの花も微笑んでいるような美しい姿でした!!
↓ 群落のどの花もほぼ見頃といったところでした。樹間から射し始めた陽光を浴びて花弁が開いてきました!!
↓ 花園には次から次に花見の登山者がやって来ました。皆さん揃って壮大な花園と美しい花々に歓声をあげられていました。
↓ 上る程に広い谷間は全面ヤマシャクヤクの花に埋め尽くされてきました!
↓ 花ひとつひとつが愛おしくも美しく感じられました!
↓ 萼をピンと立ててちょっと澄ました感じの若い花です。
↓ 6年前の豪雨災害で荒れていた谷の斜面に広がり始めたヤマシャクヤクのお花畑も随分と広くなってきました。
↓ 谷筋を上って行くと、稜線に出会う直前までお花畑は広がっていました。
↓ ヤマシャクヤクのお花畑を出て稜線部から麓の神角集落を俯瞰しました。
↓ 十種ヶ峰の山頂標識です。
↓ 昼食を取った北方の笹尾根から望んだ十種ヶ峰山頂です。
↓ 十種ヶ峰にはハングライダーの発射台もあります。この日も好天の空を舞うハングライダーの姿がありました。
↓ 花見の山行を終えて神角集落に下りてきた登山者の列です。”おとなの遠足”といった風情が感じられました!
↓ 田植えを終えたばかりの田圃の畦が登山者用の通路として提供されていました。春の一日を楽しんだ”おとなの遠足”もいよいと終幕です。