所用で広島市西区大芝に出掛けた帰りに太田川沿いを歩き、境内の新緑に誘われて不動院に立ち寄って参拝してきました。山号は新日山安國寺不動院。戦国期に毛利氏の使僧として活躍した安國寺恵瓊(えけい)が住持を務めた寺院でもあります。屋根の葺き替えが予定されているという国宝の金堂はいつもながらに美しい姿でした。参拝客が時折訪れる境内は静かで暫し佇めば心安まる時間を過ごすことが出来ました。〔5月19日(土)〕
↓ 不動院金堂です。広島市で唯一の国宝とのことです。
↓ 新緑に包まれた金堂は美しいものです。屋根は杮(こけら)葺きで、椹(さわら)の木を一枚一枚手で割ったものを重ねて葺かれているといいます。
↓ 金堂の側面です。現在は真言宗の寺院ですが、天正年間に山口から移築されたというこの建物は禅宗様式です。
↓ 後背の高台から眺めた金堂です。右手に楼門が並んでいます。
↓ 不動院への正面入口に当たる楼門です。国指定の重要文化財の禅宗様の二重門です。
↓ 楼門の左翼に安置されている吽形の木造仁王立像です。広島県指定の重要文化財です。
↓ 楼門右翼の阿形の木造仁王立像です。
↓ 境内の中ほどに建つ禅宗様の軒を持つ鐘楼です。この建物と中に納められた高麗様式の銅製梵鐘が共に国指定の重要文化財とのことです。
↓ 参拝客が必ず立ち寄る不動堂です。
↓ 不動堂前に祀られた不動明王像です。智證大師の作、豊太閤念持佛と伝えられています。
↓ 境内の一画に祀られた福玉稲荷です。
↓ 福玉稲荷の隣に安置されていた法起菩薩像です。牛の守護仏とのことです。
↓ 境内に配置された放生池(ほうしょういけ)にはサツキと菖蒲が花開いていました。
↓ 不動院の最寄駅はアストラムラインの不動院前駅です。同駅で下車すると直ぐです。